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第68回 『札幌競馬場グランドオープン』

2014.08.16
村本浩平
 これを読んでいるであろう村本浩平さんへ。

 前略、馬券は当たっていますか?今年に入ってから、競馬が終わる度に、「仕事をもっと頑張ろう...」とつぶやいていた姿、人ごとのようには思えませんでした。まあ、これを書いているのも本人だから仕方がないですけどね(笑)。

 今回、このコラムを通して伝えたかったことは、この夏、村本さんが最も馬券を購入いや競馬を楽しむ場所となるであろう札幌競馬場が、どれほど素晴らしいかということをお伝えしたく思い、このコラムを通して手紙を書かせてもらいました。

 実は7月26日のグランドオープンを前にした8日、関係者を対象とした内覧会が行われました。これをお読みになっている村本さんもご存じかと思いますが、一応、私は「JBBANEWS」にもコラムを書かせてもらえるようなライターをしております。

 しかも今回は競馬週刊誌の編集者の方から取材に行ってくれとの依頼を受けて、村本さんが足を踏み入れる前に、マスコミの1人として内覧会に参加させてもらいました。

 そう言えば村本さんはプレオープンの際にも、その広々とした空間と、旧スタンドとは比べものにならない座席の多さや、大きなターフビジョンに、「一日ずっといて、36レース馬券が買えそう」とコラムに書かれていましたね。まあ、今の村本さんの的中率では、その計画も午前中で挫折するのが関の山かと思いますが...。

 おおっと、暴言が過ぎました。今回、私は村本さんがプレオープンでは入ることが出来なかったスタンドといった、様々な施設にも行ってきたのですが、一言で言うのなら、「競馬ファンで良かった!」との気持ちです。別に目薬を片手に、「地球に生まれて...」と叫んでいた某俳優のパクリではありません。

 村本さんも様々な競馬場に行かれているとは思いますが、スタンドが新装された札幌競馬場の基本コンセプトが、「四季を通じた快適空間」。これは内覧会の際に配られた資料から抜粋したものなので、ここでもパクリとは言わないでください。これがパクリ、あるいはコピペとされてしまいますと、村本浩平は2人いる!というゴーストライター騒動も持ち上がりますし、その際には号泣会見もしなくてはいけなくなるので...。

 おおっと、話がそれ過ぎました。その四季を通じた快適空間のメインとなりそうなのが、JRAの競馬場では初めてのテラス席でもある「もいわテラス」。村本さんが当たらない馬券を買い続けていた、現在のパークウインズ棟でもある、ファンファーレホールの屋上部分に、なんとテラス席ができたのです。

 JRAの職員の方に案内されて、階段を上ったのですが、そこから広がるパノラマビューは、まさに札幌を一望!コースの向こうには札幌市街、振り返るとテラスの名前の由来ともなった藻岩山。しかもテラス席ということで、心地いい初夏の風がほほを撫でる始末。こんな素晴らしい場所で競馬を見せることで、JRAの関係者は馬券に対する思考回路を麻痺させようとしているのではないかとさえ思いました。

 あまりの心地よさに、「ここでキャッチボールしたいなあ...」とつぶやいたら、案内をしていただいたJRAの職員の方が失笑していたので、後日、村本さんから謝っておいてください。

 建物やそのしつらえなど、以前の競馬場よりコンパクトになった印象こそありましたが、なんのなんの、ファンファーレホールや新スタンドに集約された施設は、それでいながら清潔感や開放感に溢れています。

 また、以前よりもパドックと建物との距離が近くなったり、函館競馬場でも取り入れられた「うまみち」や「ダッグアウトパドック」、そして4コーナーの辺りに作られた「ターフサイドシート」は、競馬や馬そのものを間近に感じられること請け合い。取材で沢山の名馬を見せてもらっている癖に、馬券が全く当たらない村本さんも、ここで改めて馬について学んだ方がいいですよ。

 また暴言が過ぎました。改めて思ったことですが、これだけの競馬場、というより施設を競馬ファンだけに独占させておくのは勿体ないと思います。私もですが、村本さんもマスコミの1人。競馬メディアだけではなく、広く札幌市民や北海道民、そして観光客にも「札幌競馬場」の素晴らしさをアピールできるよう、本当に頑張ってください。一度、足を運んでもらえたのなら、間違いなくリピーターになってもらえるはずですので。では。

 追伸、でも、村本さんが札幌競馬場でより競馬を楽しめるかは、馬券の的中も大きく関わって来るはず。なにとぞ、なにとぞ、「札幌競馬場に来て良かった!」という高配当を的中させておられますよう祈願いたします。
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