2018 ドバイ ワールドカップデイ 現地取材レポート

　ドバイシーマクラシックのレース前のアイダホIdahoです。愛エイダン・オブライエンAidan O'Brien師の管理するガリレオGalileo産駒の5歳牡馬で、通算成績は15戦3勝です。15年の2歳G1、クリテリウムドサンクルーCriterium de Saint-Cloud (Group 1) でロビンオブナヴァンRobin of Navanの4着、16年の英ダービーDerby (Group 1) では中団から残り400mで先頭に立ったものの、ゴール前で交わされてハーザンドHarzandに1-1/2、1-1/4馬身差の3着に入り、続く愛ダービーIrish Derby (Group 1) は4番手から直線でハーザンドとの競り合って1/2馬身差の2着でした。8月に英ヨークYork競馬場で行われたグレートヴォルティガーＳGreat Voltigeur Stakes (Group 2) を勝利し、断然人気での出走となった英セントレジャーSt Leger Stakes (Group 1) では、後方から直線を向いての仕掛け所で躓いて落馬し競走中止となりました。10月には加ウッドバインWoodbine競馬場のカナディアンインターナショナルCanadian International Stakes (Grade 1) に参戦しますが、後方から直線を向いて伸びはなくイラプトEruptの5着でした。昨年はコロネーションカップCoronation Cup (Group 1) でハイランドリールHighland Reelの6着、ロイヤルアスコットのハードウィックＳHardwicke Stakes (Group 2) でバルサンティBarsantiに1/2馬身差を付けて優勝すると、キングジョージ６世＆クイーンエリザベスＳKing George VI And Queen Elizabeth Stakes (Group 1) では中団から直線で伸びたもののエネイブルEnableから4-1/2、3/4馬身差の3着。8月に米サラトガSaratoga競馬場で行われたソードダンサーＳSword Dancer Stakes (Grade 1) に参戦し、2番手を進みましたが直線を向いて伸びはなくサドラーズジョイSadler's Joyの6着、凱旋門賞Prix de l'Arc de Triomphe (Group 1) はエネイブルの8着、加ウッドバインWoodbine競馬場のカナディアンインターナショナルＳCanadian International Stakes (Grade 1) は後方2番手から直線でやや伸びたもののブラーズアレーBullards Alleyの4着、前走のジャパンカップJapan Cup (Grade 1) では後方4番手から直線で大外を伸びてシュヴァルグランCheval Grandの5着に入りました。鞍上はライアン・ムーアRyan Moore騎手です。