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第142回 制作会社が運営するスナックズンコ ~競馬好きが集まり、サークルに~

2022.01.18
 皆さま、明けましておめでとうございます。本年度もコラムを掲載させて頂くことになりました。どうぞお付き合いのほど、よろしくお願いいたします。
 昨年は、11月あたりからコロナが落ち着き始めましたが、12月前後にまたまた変異種が発見されるという事態に...。新たな年となる2022年は、どうなっているのでしょうか?

 また知人においては、コロナ感染後、倦怠感や動悸、呼吸苦、不眠が酷く、6つの病院に足を運ぶも対処法がなく、仕事を制限せざるをえない状況となっている方も。

 しかもドクターによっては、「精神的なものだろう」と、心ない言葉でかたづけられたケースもあったとのことで、人一倍感染しないように心掛けていた方なだけに、症状もさることながら、心中も計り知れないダメージが続いている様子で、本当に、心が痛みます。

 多くの命が失われたコロナですが、改めてコロナが奪ったものや、コロナがもたらしたことの大きさを日が経つにつれて感じます。

 とにかく1日も早い終息と、様々なことが解明され、後遺症で苦しむことがなくなることを願うばかりです。
 話を変えます。

 最近、知人や競馬関係者の方々、また雑誌社から、「騎手引退後の今、解説だけでなく、スナックも経営するなんて、凄い転身振りですね」とお声をかけられるのですが、ここには大きな誤解があります。(私はスナックを経営しておりません)
 とはいえ、実際に東京の錦糸町に「スナックズンコ」という店は存在をし、競馬好きの方々が集まる憩いの場になりつつあるのは事実。

 ことの始まりは、知人の紹介と競馬番組を通して知りあったテレビの制作会社の社長が、「自由に競馬を語り合える番組があったら面白いよね?」と声をかけられ、私は私で、(競馬関係者とファンの間にある垣根なようなものが低くなり、また予想する立場においても、そのあたりがなくなれば、様々な意見を互いに共有でき、競馬に対する見方の幅が広がる気がする。そしてそれが競馬の発展にも繋がると思う)と意見を述べたことから、2年半前に、「YouTube番組・スナックズンコ」を開設。

 コロナ禍前だった当初は、たまたま東京で乗車した競馬好きのタクシードライバーの方などが参加し、皆で、あ~でもない、こ~でもないと予想を述べ合う場に。

 また場所においては、制作会社が携わっていたタレントの玉袋筋太郎さんのお店「スナック玉ちゃん」を借りての配信を続けていたのですが、たまたま、その玉ちゃんのお店の横が空き店舗となり、機材や衣装置き場の関係もあり、「じゃぁここを借りて、スナックズンコにしちゃおう」という流れでオープンする運びに。

 もちろん経営的なことは、全て制作会社が行っており、私は配信の時とプライベートでの遊びでスナックに行く程度。

 お店には、芸人でもある近藤夢ちゃんが、店長として従事しており、コロナの状況にもよりますが、基本、月曜・火曜の定休日以外はお店を開けています。そしてなんと今では、ズンコで知り合いとなったお客様同士で競馬観戦に行かれることも増えているのです。

 そう、いってみれば、スナックズンコは競馬サークルであり、競馬好きが集まる場。是非みなさまも、中山競馬場や錦糸町に足を運ばれることがある際は、ズンコをのぞいてみてはいかがでしょうか?

 馬が合う方との出会いがあるかも?

 それではまた来月、お目にかかりましょう。

 ホソジュンでしたぁ。
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