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架空名馬生産牧場 ギャラクティカ・ファーム

綱本将也 架空名馬生産牧場 ギャラクティカ・ファーム

第26回 架空:第42回 高松宮記念

馬名:ストリートポントス
毛色:鹿毛
父:キングカメハメハ
母:ブロッサムガール
母の父:Storm Cat
クロス:Northern Dancer M4×S5×S5
生涯成績:9戦7勝(現役)
主な成績:高松宮記念(GⅠ) 、シルクロードS(GⅢ)、京阪杯 (GⅢ)

馬名:カリンサン
毛色:芦毛
父:クロフネ
母:オータムチケット
母の父:トニービン
クロス:Northern Dancer S5×S5
生涯成績:15戦8勝(現役)
主な成績:スプリンターズS(GⅠ) 、阪神牝馬S(GⅡ)、函館スプリントS(GⅢ)、キーンランドC (GⅢ)

 新生中京競馬場で行われた第42回高松宮記念では、新コース第一回目にふさわしく、新短距離王者が誕生した。6連勝でGⅠ制覇のストリートポントスは、新王者といえども、すでに『絶対王者』の風格を漂わせている。それは、高松宮記念制覇に至るまでの道程が、過去の『絶対王者』たちに引けを取らないどころか、上回っているからかもしれない。またもう1頭の『絶対王者』を2着に下しての優勝だったからかもしれない。
 過去10年、「前走まで芝重賞優勝を含む3連勝以上して、スプリントGⅠに出走した馬」は以下の7頭。


高松宮記念:
10年1着キンシャサノキセキ=3連勝
スワンS(GⅡ)→阪神C(GⅡ)→オーシャンS(GⅢ)→
09年2着スリープレスナイト=5連勝
京葉S(OP)→栗東S(OP)→CBC賞(GⅢ)→北九州記念(GⅢ)→スプリンターズS(GⅠ)→
05年3着プレシャスカフェ=4連勝
さくらんぼ特別(1000万下)→札幌日刊スポーツ杯(OP)→CBC賞(GⅡ)→シルクロードS(GⅢ)→

スプリンターズS:
11年1着カレンチャン=4連勝
山城S(1600万下)→阪神牝馬S(GⅡ)→函館スプリントS(GⅢ)→キーンランドC(GⅢ)→
10年2着キンシャサノキセキ=4連勝
スワンS(GⅡ)→阪神C(GⅡ)→オーシャンS(GⅢ)→高松宮記念(GⅠ)→
08年1着スリープレスナイト=4連勝
京葉S(OP)→栗東S(OP)→CBC賞(GⅢ)→北九州記念(GⅢ)→
02年1着ビリーヴ
佐世保S(1600万下)→北九州短距離S(OP)→セントウルS(GⅢ)→


 7頭の成績合計は、[4.2.1.0]と全馬3着以内だった。
 このうち「スプリントGⅠでさらに連勝を伸ばし、その後もスプリントGⅠに出走した馬」は、キンシャサノキセキ、スリープレスナイト、ビリーヴの3頭。この3頭の、その後のスプリントGⅠでの成績を見てみよう。


キンシャサノキセキ:4連勝
スプリンターズS2着、高松宮記念1着
スリープレスナイト:6連勝
高松宮記念2着
ビリーヴ:4連勝
高松宮記念1着、スプリンターズS2着


 2勝2着2回と、崩れていない。4連勝以上でスプリントGⅠを制覇した馬は、その後も『絶対王者』として短距離界に君臨するのだ。
 惜しくも2着に敗れたカリンサンは、5連勝で昨年のスプリンターズSを制した、『前絶対王者』。今回は敗れたものの、『安田隆行厩舎』のステーブルメイトでもあるこの2頭が、今後の日本短距離界を牽引するのは間違いない。

 この2頭がスプリントGⅠに揃い踏みする限り、スプリンターズSも高松宮記念も『安田記念』になってしまうに違いない――。