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架空名馬生産牧場 ギャラクティカ・ファーム

綱本将也 架空名馬生産牧場 ギャラクティカ・ファーム

第46回 架空:第30回 マイルチャンピオンシップ

馬名:ビーワングランプリ
毛色:鹿毛
父:サクラバクシンオー
母:オージーミスト
母の父:サンデーサイレンス
クロス:Nasrullah S5×M5
生涯成績:24戦7勝(※現役)
主な成績:マイルCS(GⅠ)、朝日杯FS(GⅠ)、NHKマイルC(GⅠ)、京王杯2歳S(GⅡ)、スワンS(GⅡ)、マイラーズC(GⅡ)


馬名:リアルディープ
毛色:鹿毛
父:ディープインパクト
母:トウキョウリアル
母の父:Meadowlake
クロス:Nothirdchance S5×M5
生涯成績:19戦2勝(※現役)
主な成績:安田記念(GⅠ)

 3歳6月の安田記念以来、2年5か月ぶりの勝利をGⅠで飾るかと思われたリアルディープを、ゴール直前でかわしたのは、マイルGⅠ2勝のビーワングランプリだった。この2頭らしい結果だったと言えよう。これで京王杯2歳S、朝日杯FSに続く、通算3度目のワンツー・フィニッシュとなった。

 ビーワングランプリはここまで23戦6勝の戦績を残しているが、リアルディープが出走しているかどうかで成績に大きな差がある。

不出走:[3.0.0.11]=勝率21.4%・複勝率21.4%
出走:[3.3.1.2]=勝率33.3%・複勝率77.8%

 ここまでのこの2頭の対戦成績は、ビーワングランプリの7勝2敗。
 さらにこれまでビーワングランプリが勝ったGⅠでは、リアルディープが2・3着と接戦。
 リアルディープというライバルの存在が、確実にビーワングランプリを強くしている。

 引き立て役に回ってしまった感のあるリアルディープだが、好走の素地は出来ていた。
 それは『D'sタイマー』の発動である。
 その『D'sタイマー』とは、芝の重賞を勝ったディープインパクト産駒の牡馬がその後、重賞を勝てなくなった場合、2年の潜伏を経て復活するというもの。
 芝の重賞を勝ってから2年が経過した、ディープインパクト産駒の牡馬は4頭。この4頭の「初重賞優勝の日時」と、それから「2年以内の重賞全成績」、そして「2年経過後、初めて出走した重賞での成績」を見てみよう。

ダノンバラード:
10年12月25日=ラジオNIKKEI杯2歳S
[0.1.3.5]
13年1月20日=AJCC1着(3番人気)

トーセンラー:
11年2月6日=きさらぎ賞
[0.3.2.6]
13年2月10日=京都記念1着(6番人気)

フレールジャック:
11年7月3日=ラジオNIKKEI賞
[0.0.1.4]
13年7月21日=中京記念・競走中止(4番人気)

リアルインパクト:
11年6月5日=安田記念
[0.1.1.9]
13年10月19日=富士S2着(9番人気)

 競走中止のフレールジャック以外の3頭は、1・1・2着と好走。
 それも3・6・9番人気での好走だから、『D'sタイマー』の正確さには舌を巻く。
さらにダノンバラードとトーセンラーの2頭は、その後GⅠにも出走しているが、その「2年経過後、初のGⅠ」の成績を見てみよう。

ダノンバラード=宝塚記念2着(5番人気)
トーセンラー=天皇賞春2着(3番人気)

 ともに2着に好走。リアルディープの2着も、あまりに正確な『D'sタイマー』が発動したのであれば、当然の結果だったのだろう。