HOME > お楽しみ > 日本馬の世界挑戦!現地レポート > 2011 ドバイ スーパーサーズデイ&ワールドカップデイ 現地取材レポート
インタビューを受ける角居勝彦調教師です。
ドバイワールドカップの表彰式後の記念撮影です。
表彰式での角居勝彦Katsuhiko Sumii調教師です。
表彰式のミルコ・デムーロMirco Demuro騎手です。レース中の判断力の素晴らしさ、そして、ヴィクトワールピサの実力を存分に発揮させて優勝に導きました。今日のミルコには日本人の魂が宿っていたことでしょう。
表彰式の市川義美Yoshimi Ichikawaオーナーです。
表彰式の前にミルコ・デムーロMirco Demuro騎手と何度も喜びを分かち合う角居勝彦Katsuhiko Sumii調教師です。
ドバイワールドカップを優勝したヴィクトワールピサVictoire Pisaです。
大震災の直後とあって、日本人の中では自国の意識を特に強くして迎えたワールドカップでした。関係者の多くも国旗や喪章を身に付けての参戦。メイダンの舞台で、その想いと日本の強さは各国に伝わったことでしょう。レース直後に大号泣でヴィクトワールピサを迎える市川オーナーの娘さん、表彰式で流れる君が代と感極まる場面も次々と。表彰式後、いつまでも歓喜の輪が解けることはありませんでした。この勝利が日本に与えた勇気は計り知れません。競馬には本当に大きな力があると改めて感じました。
8レースはドバイワールドカップDubai World Cup (Group 1) が行われました。スタートで押してトランセンドTranscendがハナに立ち、2馬身後ろに好スタートを切ったケープブランコCape Blancoが2番手、さらに2馬身離れて内にモンテロッソMonterosso、外にジターノエルナンドGitano Hernando、その後にジオポンティGio Ponti、プリンスビショップPrince Bishop、トゥワイスオーヴァーTwice Overと続き、中団の内にいたフライダウンFly Downは1コーナーで挟まれるアクシデントで下がり、ブエナビスタBuena Vistaは前からやや離れた後方2番手、ヴィクトワールピサVictoire Pisaはスタートでダッシュが付かず最後方からとなりました。向正面で隊列はほどんど変わらなかったものの、最後方のヴィクトワールピサが外を通って一気に先頭のトランセンドに並びかけ、3コーナー手前から2頭の競り合いが続きました。4コーナーで外からケープブランコが並びかけ、さらに外にはジターノエルナンド、ジオポンティ、内を突いてきたのがモンテロッソでしたが、鋭い伸びを見せる馬はなく、残り200mでヴィクトワールピサが先頭に立ち、最後まで内でトランセンドが粘りを見せてゴールしました。ヴィクトワールピサの優勝タイムは2:05.94で鞍上はミルコ・デムーロMirco Demuro騎手。2着のトランセンドとの着差は1/2馬身、クビ差3着にモンテロッソ、クビ差4着にケープブランコ、3/4馬身差の5着にジオポンティと先行グループがそのままなだれ込み、ブエナビスタは直線で伸びを見せれず8着、トゥワイスオーヴァーは9着でゴールしました。
悲願達成!!!
8R DUBAI WORLD CUPは日本のヴィクトワールピサが優勝!
騎手はM.デムーロ。
2着にも日本のトランセンドが入り、日本馬のワンツーフィニッシュとなった。
昨年の年度代表馬・ブエナビスタは8着。
ヴィクトワールピサ
トランセンド
ブエナビスタ