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2011 キャセイパシフィック香港国際競走 現地取材レポート

香港ヴァーズ

2011.12.11
 4レースは2400m芝の香港ヴァーズHong Kong Vase (Group 1) が行われました。スタート後ゆっくりとマイティーハイMighty Highがハナに立ち、2番手にジャッカルベリーJakkalberry、3番手の内にミスターメディチMr Medici、カンパノロジストCampanologist、外にレッドウッドRedwood、内にシルヴァーポンドSilver Pond、ドゥーナデンDunadenと続き、サムズアップThumbs Upは後方の内、トレイルブレイザーTrailblazerは後方2番手の外という位置取りになりました。向正面でレッドウッドが外から3番手に上がり、3コーナー過ぎではサムズアップが仕掛けて直線を向きました。早めに仕掛けたサムズアップが直線半ばで先頭に立ったものの脚色は鈍り、内からカンパノロジストも伸びを見せますが、中団に位置していたドゥーナデンが残り150mで2頭の間から一気に抜け出して優勝しました。勝ちタイムは2:27.50で鞍上はクレイグ・ウィリアムズCraig Williams騎手。3/4馬身差の2着にサムズアップ、3/4馬身差の3着はサムズアップの外から伸びたレッドカドーRed Cadeauxと馬群を縫って最後は最内に入れたシルヴァーポンドが同着。後方2番手で直線を向いたトレイルブレイザーは前が塞がり、残り300mで外に持ち出しましたがじわじわと伸びただけで6着でした。

香港ヴァーズの画像

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