HOME > お楽しみ > 日本馬の世界挑戦!現地レポート > 2013 ドバイ ワールドカップデイ 現地取材レポート
既に開門して時間が経ちますが、今年は客足が鈍いようです。
当日のプログラムが配布されました。ぜひ日本からも応援して下さい。
メイダン競馬場の屋上に登ってみました。
決戦を明日に控えた29日(金)の今朝は3頭が馬場入りをしました。
最終調整を終えて、明日に臨みます。
トレイルブレイザー、タイセイレジェンドがAWでジェンティルドンナが芝コースを走りました。
トレイルブレイザー
ジェンティルドンナ
タイセイレジェンド
朝陽をバックに引き上げるトレイルブレイザー(左)とファリダット
29日朝の調教中のトレードストームTrade Stormです。英デヴィッド・シムコックDavid Simcock師の管理する5歳牡馬で通算成績は21戦5勝、ドバイデューティーフリーに出走します。イギリスでの重賞出走は10年8月にヨークYork競馬場で行われた2歳重賞のジムウラックSGimcrack Stakes (Group 2) で6着となったのみです。今年に入りメイダンで3戦しており、前々走のハンデ戦を勝利すると、前走のザビールマイルZabeel Mile (Group 2) では道中最後方から直線を向いて馬群の中を伸び、残り50mで先に抜け出したムシールMusirを一気に交わして11/2馬身差を付けて優勝しました。前走までとは変わり、今回はカタールレーシングリミテッドQatar Racing Limitedの勝負服での出走となります。レースでは2連勝に貢献したジェイミー・スペンサーJamie Spencer騎手が騎乗します。
29日朝の調教中のフレンチフィフティーンFrench Fifteenです。フランス調教の4歳牡馬で通算成績は12戦6勝、ドバイデューティーフリーに出走します。一昨年10月にサンクルーSaint-cloud競馬場で行われたクリテリウムインターナショナルCriterium International (Group 1) を優勝し、昨年5月には英2000ギニー2000 Guineas Stakes (Group 1) に参戦してキャメロットCamelotにクビ差の2着に入りました。その後、仏ダービーのジョッキークラブ賞Prix du Jockey Club (Group 1) ではサオノワSaonoisの10着に敗退。続くシャンティイChantilly競馬場のジャンプラ賞Prix Jean Prat (Group 1) でもイソップスフェイブルスAesop's Fablesの7着に終わって休養に入りました。前走はシャンティイ競馬場AWコースの条件戦で2着でした。レースでは英2000ギニーでも騎乗したオリビエ・ペリエOlivier Peslier騎手が騎乗します。
29日朝の調教中のセントニコラスアビーSt Nicholas Abbeyです。アイルランドのエイダン・オブライエンAidan O'Brien師の管理する6歳牡馬で通算成績は19戦7勝、ドバイシーマクラシックに出走します。一昨年はコロネーションカップCoronation Cup (Group 1) でミッドデイMiddayに1馬身差で勝利し、キングジョージ6世&クイーンエリザベスSKing George VI And Queen Elizabeth Stakes (Group 1) はナサニエルNathanielの3着、フォワ賞Prix Foy (Group 2) もサラフィナSarafinaの3着と敗れ、凱旋門賞Prix de l'Arc de Triomphe (Group 1) ではデインドリームDanedreamの5着でした。その後、米チャーチルダウンズChurchill downs競馬場のBCターフBreeders' Cup Turf (Grade 1) に参戦し、シームーンSea Moonに21/4馬身差を付けて優勝しました。昨年もドバイシーマクラシックDubai Sheema Classic (Group 1) に出走し、シリュスデゼーグルCirrus des Aiglesに1/4馬身差の2着に惜敗しました。6月にエプソムEpsom競馬場で行われたコロネーションカップでは、後方2番手から直線で持ったまま先頭に立つとレッドカドーRed Cadeauxに41/2馬身差を付けて連覇を達成し、その後もビッグタイトルを狙いますが、キングジョージ6世&クイーンエリザベスSKing George VI and Queen Elizabeth Stakes (Group 1) はデインドリームからハナ、11/2馬身差の3着、英インターナショナルSInternational Stakes (Group 1) はフランケルFrankelから7馬身、ハナ差の3着、愛チャンピオンSIrish Champion Stakes (Group 1) はスノーフェアリーSnow Fairyから11/4、3/4馬身差の3着、凱旋門賞Prix de l'Arc de Triomphe (Group 1) はソレミアSolemiaの11着、前走は米サンタアニタSanta anita競馬場のBCターフで連覇に挑んだもののリトルマイクLittle Mikeから1/2、3/4馬身差の3着に終わり、善戦しながらも勝てないレースが続いています。レースでは主戦のジョセフ・オブライエンJoseph O'Brien騎手が騎乗します。
29日朝の調教中のリトルマイクLittle Mikeです。アメリカ調教の6歳騸馬で通算成績は22戦12勝、ドバイデューティーフリーに出走します。一昨年は芝のG3を3勝し、昨年5月にチャーチルダウンズChurchill downs競馬場で行われたターフクラシックSTurf Classic Stakes (Grade 1) で逃げてスリムシェイディSlim Shadeyに21/2馬身差を付けて初G1タイトルを獲得しました。続くハリウッドパークHollywood park競馬場で行われたシューメイカーマイルSShoemaker Mile Stakes (Grade 1) では逃げたもののゴール前で一杯となりジェラニモJeranimoから11/4、1/2馬身差の3着に敗退し、8月にアーリントンパークArlington park競馬場で行われたアーリントンミリオンSArlington Million Stakes (Grade 1) ではスローペースで逃げると直線を向いてスパートしてアフサレAfsareに11/2馬身差を付けて優勝しました。9月にベルモントパークBelmont park競馬場で行われたジョーハーシュターフクラシック招待SJoe Hirsch Turf Classic Invitational Stakes (Grade 1) では逃げて3コーナーで交わされると直線は無理をせずポイントオブエントリーPoint of Entryから大きく離されて5着でゴールしました。サンタアニタSanta anita競馬場で行われたBCターフBreeders' Cup Turf (Grade 1) では、3番手からのレースとなったものの、直線を向くところで先頭に立つとポイントオブエントリーの追撃を1/2馬身振り切って優勝しています。同馬はデビューからダートで3戦未勝利で芝に転向して活躍を見せましたが、前走はタペタコースのアルマクトゥームチャレンジ ラウンド3Al Maktoum Challenge R3 (Group 1) に出走し、3番手の内から3コーナーで先頭に立ったものの直線半ばで失速しハンターズライトHunter's Lightの8着でした。レースではゲイリー・スティーヴンスGary Stevens騎手が同馬に初騎乗します。
木曜日の朝は恒例の朝食会が開催されます。
関係者はもちろん参加出来ますが、チケットを買えば一般の方も参加できるので多くの競馬ファンが訪れます。
28日朝の調教中のアニマルキングダムAnimal Kingdomです。アメリカ調教の5歳牡馬で通算成績は10戦4勝、ドバイワールドカップに出走します。一昨年にケンタッキーダービーKentucky Derby (Grade 1) を優勝し、プリークネスSPreakness Stakes (Grade 1) はシャックルフォードShacklefordに1/2馬身届かずの2着、ベルモントSBelmont Stakes (Grade 1) はルーラーオンアイスRuler on Iceの6着に終わりました。昨年は2月の一般戦を勝利した後に故障を発生し、休養明けとなったサンタアニタSanta anita競馬場のBCマイルBreeders' Cup Mile (Grade 1) でWise Danから11/2馬身差の2着に終わりました。前走は今年2月にガルフストリームパークGulfstream park競馬場のガルフストリームパークターフHGulfstream Park Turf Handicap (Grade 1) に出走し、ポイントオブエントリーPoint of Entryから11/4馬身差の2着でした。レースでは前走からのコンビとなるジョエル・ロザリオJoel Rosario騎手が騎乗します。