HOME > お楽しみ > 日本馬の世界挑戦!現地レポート > 2013 フランス 凱旋門賞 現地取材レポート
アラビアンワールドカップを優勝したムシュレMushraeです。フランス調教の4歳牡馬で、これまでの通算成績は7戦3勝です。鞍上はクリストフ・スミヨンChristophe Soumillon騎手です。
6レースに純血アラブの2000m戦、アラビアンワールドカップArabian World Cup (Group 1 PA) が行われました。4コーナーで馬群が広がって直線は横並びの競り合いとなり、その中からムンタサーMuntasarが抜け出しますが、道中中団の内にいたムシュレMushraeが残り400mでムンタサーの外まで持ち出してゴール前で競り勝ち優勝しました。勝ちタイムは2:17.37で鞍上はクリストフ・スミヨンChristophe Soumillon騎手。2着のムンタサーとはクビ差でした。
6R Qatar Arabian World Cup(速報版)
勝ったのはMUSHRAE
騎手CHRISTOPHE SOUMILLON
レース後にインタビューを受ける武豊騎手です。
凱旋門賞の表彰式後の記念撮影です
凱旋門賞の表彰式のティエリ・ジャルネThierry Jarnet騎手です。凱旋門賞は92年のスボティカSubotica、94年のカーネギーCarnegieに続いて3度目の優勝となります。
凱旋門賞の表彰式でのクリスティアーヌ・ヘッドMme. Christiane Head-Maarek調教師です。
凱旋門賞の表彰式でのシェイク・ジョアン・ビン・ハマド・アルサーニSheikh Joaan bin Hamad Al-Thani氏です。
凱旋門賞を優勝したトレヴTreveです。後方馬群で1頭だけ外を通り、フォルスストレートで一気に3番手まで上がると直線残り400mで単独先頭に立ち、残り200mからさらに後続を引き離すという圧巻の内容で優勝しました。これで通算5戦全勝となり、斤量の有利を差し引いても歴史的名牝の誕生に疑う余地もありません。今後の活躍にも期待がかかるでしょう。当初騎乗予定だったランフランコ・デットーリFrankie Dettori騎手は4日前に落馬骨折のため、鞍上はディアヌ賞までコンビを組んでいたティエリ・ジャルネThierry Jarnet騎手です。
凱旋門賞のレース後のキズナKizunaです。後方2番手の位置取りからフォルスストレートでトレヴTreveに付いて上がっていき、残り400mで2番手争いに加わったものの、その後に鋭い脚はなく4着でした。鞍上は武豊Yutaka Take騎手です。