HOME > お楽しみ > 日本馬の世界挑戦!現地レポート > 2014 ドバイ ワールドカップデイ 現地取材レポート
9レースは2000mAWのドバイワールドカップDubai World Cup (Group 1) が行われました。外枠からムカドラムMukhadramがハナを主張し、ホッコータルマエHokko Tarumaeが1コーナー手前で2番手に上がり、好スタートを切ったアフリカンストーリーAfrican Storyが3番手、ルーラーオブザワールドRuler of the Worldが1コーナーで4番手に上がり、内枠から好スタートのアキードモフィードAkeed Mofeedが5番手、サンショーウェズSanshaawes、サーファーSurfer、外にロンザグリークRon the Greek、内にベルシャザールBelshazzar、ミリタリーアタックMilitary Attack、内にヒルスターHillstar、外にサイドグランスSide Glance、キャットオマウンテンCat O'Mountain、ヴァンクーヴェリテVancouverite、レッドカドーRed Cadeaux、スタートでダッシュつかずプリンスビショップPrince Bishopがやや離れた最後方からのレースとなりました。逃げるムカドラムが2コーナーで3馬身のリードを取り、ロンザグリークが2番手のホッコータルマエに外から並びかけ、3コーナーでホッコータルマエの手応えが無くなり下がっていくと、3番手の内にいたアフリカンストーリーが2番手に上がって直線を向きました。ムカドラムもスパートし、外から並んだアフリカンストーリーが残り200mで先頭を奪うと、3番手以下は離れる一方となり、アフリカンストーリーが優勝しました。勝ちタイムは2:01.61で鞍上はシルヴェスター・デソウサSilvestre de Sousa騎手。2-3/4馬身差の2着にムカドラムが入り、後方から4コーナーで大外に持ち出したキャットオマウンテンが直線で鋭く伸びて4-1/4馬身差の3着、中団外から伸びを見せたサイドグランスが3/4馬身差の4着、直線で最内を突いたアキードモフィードがゴール前まで粘りを見せて短頭差の5着、後方から伸びたレッドカドーがハナ差の6着、ベルシャザールは3コーナーで位置取りを下げると、直線で最内を通ってやや盛り返したものの、ゴール前で伸びず11着、ルーラーオブザワールドは直線半ばで一杯となり13着、ホッコータルマエは最下位の16着に終わりました。
メインレースのドバイワールドカップは
ゴドルフィンのAFRICAN STORYが優勝
騎手、Silvestre De Sousa
期待された日本馬2頭は着外(11着ベルシャザール・16着ホッコータルマエ)に終わった
ベルシャザール
ホッコータルマエ
ドバイワールドカップのパドック、本馬場入場のホッコータルマエHokko Tarumaeです。鞍上は幸英明Hideaki Miyuki騎手です。
ドバイワールドカップの本馬場入場のサンショーウェズSanshaawesです。南アフリカ産、南アフリカのマイク・デコックMike de Kock師の管理する4歳騸馬で通算成績は16戦3勝です。一昨年12月にケニルワースKenilworth競馬場で行われたケープギニーCape Guineas (Grade 1) でケープタウンノワールCapetown Noirの5着、昨年1月ケニルワース競馬場でのケープダービーCape Derby (Grade 1) では、ケープタウンノワールに、クビ、クビ差の3着でした。その後トレードされてデコック厩舎に移籍するとUAEを拠点とし、今年に入って4戦しており、芝とタペタの一般戦で各1勝した後、前走のアルマクトゥームチャレンジ ラウンド3Al Maktoum Challenge R3 (Group 1) ではプリンスビショップPrince Bishopに1-1/4馬身差の2着に入りました。鞍上は今年からコンビを組んでいるクリストフ・スミヨンChristophe Soumillon騎手です。
ドバイワールドカップのパドック、本馬場入場のベルシャザールBelshazzarです。鞍上はクリストフ・ルメールChristophe Lemaire騎手です。
ドバイワールドカップのパドックでのクリストフ・ルメールChristophe Lemaire騎手です。
ドバイワールドカップのパドックでのジョアン・モレイラJoao Moreira騎手です。
ドバイワールドカップのパドックでの幸英明 Hideaki Miyuki騎手です。
ドバイシーマクラシックの表彰式後の記念撮影です。
ドバイシーマクラシックの表彰式でのライアン・ムーアRyan Moore騎手です。