HOME > お楽しみ > 日本馬の世界挑戦!現地レポート > 2015 オーストラリア ザ・チャンピオンシップス 現地取材レポート
9レースに2000m芝のクイーンエリザベスステークスQueen Elizabeth Stakes (Group 1) がコントリビューター Contributer取消の12頭立てで行われました。スタート後にアオメンAomenが前に出ますがそれを抑えてファイブアンドアハーフスターFiveandahalfstarがハナに立ち、アオメンが内の2番手、クライテリオンCriterionが3番手、2馬身離れてビートゥンアップBeaten Up、外にレッドカドーRed Cadeaux、その後ろに外を通ってトーセンスターダムTosen Stardomが付け、1馬身後ろにトゥザワールドTo The World、後方の内にロイヤルディセントRoyal Descent、外にハッピートレイルズ Happy Trailsと続き、スピルウェイSpillway、ルーシャヴァレンティーナLucia Valentina、 アデレードAdelaideという隊列になりました。逃げるファイブアンドアハーフスターが3コーナーで3馬身のリードを取り、クライテリオンが2番手に上がると、トーセンスターダムは4番手の外に。4コーナーでファイブアンドアハーフスターのリードが無くなると、クライテリオンが先頭に並びかけ、外にトーセンスターダム、クライテリオンの内からアオメンが盛り返して直線へ。クライテリオンがそのまま後続との差を少しずつ広げていき、一旦は2番手争いに加わったトーセンスターダムも直線半ばで脚色が鈍ると、内を割ってロイヤルディセントが伸び、さらに残り200mで馬群の後ろから馬群の隙間を伸びたレッドカドーが残り100mで単独2番手に上がりましたが、クライテリオンが寄せ付けず優勝しました。勝ちタイムは2:05.35で鞍上はクレイグ・ウィリアムズCraig Williams騎手。2-1/2馬身差の2着にレッドカドー、1-1/4馬身差の3着にロイヤルディセントが入り、後方から直線で内ラチ沿いに入って伸びたスピルウェイが3/4馬身差の4着、トーセンスターダムは1馬身差の5着、トゥザワールドは直線で馬群の後ろを進んだものの直線半ばで離されると、残り150mから流して最下位の12着でした。
9レースにクイーンエリザベスステークスが行われ、クライテリオンCriterionが優勝しました。鞍上はクレイグ・ウィリアムズCraig Williams騎手。トーセンスターダムは5着、トゥザワールドは最下位の12着でした。
クイーンエリザベスSのパドック、返し馬でのトゥザワールドTo The Worldです。鞍上はザカリー・パートンZachary Purton騎手です。
クイーンエリザベスSの返し馬でのクライテリオンCriterionです。オーストラリア調教の4歳牡馬で通算成績は25戦5勝です。13年3月にローズヒルRosehill競馬場で行われた2歳重賞のトッドマンSTodman Stakes (Group 2) を勝利し、4月のゴールデンスリッパーSGolden Slipper (Group 1) に駒を進めたものの、オーバーリーチOverreachの6着。3歳G1は9月のゴールデンローズSGolden Rose Stakes (Group 1) でズースターZoustarの11着、10月のスプリングチャンピオンSSpring Champion Stakes (Group 1) でコンプレイセントComplacentに1-1/4馬身差の2着に入りますが、11月のヴィクトリアダービーVictoria Derby (Group 1) では道中最後方からコーナーで大外を通って進出すると直線で鋭く伸びたものの、ゴール前で脚色が鈍りポランスキーPolanskiの4着でした。秋には3歳G1で、2、8着の後、ローズヒルギニーRosehill Guineas (Group 1) を優勝すると、続くオーストラリアンダービーAustralian Derby (Group 1) では中団内の位置取りから直線での競り合いを制してトゥパクアマルTupac Amaruに1/2馬身差で優勝しました。4歳春にはコーフィールドSCaulfield Stakes (Group 1) でフォークナーFawknerにアタマ差の2着に入り、コックスプレートCox Plate (Group 1) に挑むと後方から直線で伸びを見せたものの、ゴール前で大混戦となりアデレードAdelaideの7着でした。12月には香港に遠征し、香港カップHong Kong Cup (Group 1) でデザインズオンロームDesigns on Romeに短頭、1馬身差の3着でした。その後は2戦しており、3月にランドウィックRandwick競馬場で行われたカンタベリーステークスCanterbury Stakes (Group 1) はコズミックエンデヴァーCosmic Endeavourに1/2、3/4馬身差の3着、前走ローズヒル競馬場のジョージライダーSGeorge Ryder Stakes (Group 1) はリアルインパクトReal Impactに短頭差の2着でした。鞍上はクレイグ・ウィリアムズCraig Williams騎手です。
装鞍する場所には既に日本馬の名前が出ていました。
レースが始まりました。
本日のプログラムが配布されました。
日本からもぜひ応援してください。
開門前の競馬場です。
昨晩は雨が降りましたが、良い天気になりました。
これから多くのお客さんが訪れます。
レースの様子です。
今朝、調教でお会いした原田氏が担当馬をストラップしていました。