文字サイズ

文字サイズとは?



HOME > お楽しみ > 日本馬の世界挑戦!現地レポート > 2016 フランス 凱旋門賞 現地取材レポート

2016 フランス 凱旋門賞 現地取材レポート

日本馬の世界挑戦!現地レポート

最新記事一覧

ファウンド

 凱旋門賞の返し馬のファウンドFoundです。愛エイダン・オブライエンAidan O'Brien師の管理する4歳牝馬で通算成績は18戦5勝です。一昨年9月にカラCurragh競馬場のモイグレアスタッドSMoyglare Stud Stakes (Group 1) でカーソリーグランスCursory Glanceにクビ、1/2馬身差の3着に入ると、続くマルセルブーサック賞Prix Marcel Boussac (Group 1) では先行馬群の間から直線残り100mで抜け出して、エルヴェヂャErvedyaに2-1/2馬身差で優勝しました。3歳時は愛1000ギニーIrish 1,000 Guineas (Group 1) でプレースコックPleascachに1/2馬身差の2着、ロイヤルアスコットのコロネーションSCoronation Stakes (Group 1) でエルヴェヂャにクビ差の2着、愛G3は勝利しますが続く愛チャンピオンSIrish Champion Stakes (Group 1) でゴールデンホーンGolden Hornに1馬身差の2着とG1で惜敗が続き、凱旋門賞Prix de l'Arc de Triomphe (Group 1) はゴールデンホーンの9着、英チャンピオンSChampion Stakes (Group 1) でもファスシネイティングロックFascinating Rockに1-1/4馬身差の2着となりましたが、米キーンランドKeeneland競馬場のBCターフBreeders' Cup Turf (Grade 1) に転戦すると中団の位置取りから直線で先に抜け出したゴールデンホーンをゴール前で競り落とし、1/2馬身差で優勝しました。今年は5月にカラ競馬場のタタソールズゴールドカップTattersalls Gold Cup (Group 1) でファスシネイティングロックに3-3/4馬身差の2着、コロネーションカップCoronation Cup (Group 1) はポストポンドPostponedに4-1/2馬身差の2着、ロイヤルアスコットのプリンスオブウェールズSPrince of Wales's Stakes (Group 1) では残り300mで抜け出すと内ラチ沿いを伸びましたが大外を強襲したマイドリームボートMy Dream Boatにゴール前でクビ差交わされての2着、ヨークシャーオークスYorkshire Oaks (Group 1) では後方3番手からゴール前で伸びたもののセブンスヘヴンSeventh Heavenに2-3/4馬身突き放されての2着、前走の愛チャンピオンSでも後方から直線で抜け出す勢いでしたがさらに後ろから伸びたアルマンゾールAlmanzorに3/4馬身交わされての2着と、G1で5戦連続2着が続いています。鞍上は3戦ぶりにコンビを組むライアン・ムーアRyan Moore騎手です。

arc-45.jpg

arc-46.jpg

オーダーオブセントジョージ

 凱旋門賞の返し馬のオーダーオブセントジョージOrder of St Georgeです。愛エイダン・オブライエン師Aidan O'Brien師の管理するガリレオGalileo産駒の4歳牡馬で、通算成績は13戦7勝です。昨年8月にカラCurragh競馬場で行われたアイリッシュセントレジャートライアルSIrish St Leger Trial Stakes (Group 3) でシームーンSea Moonに7−1/2馬身差を付けて重賞初勝利とすると、続く愛セントレジャーIrish St. Leger (Group 1) では後方の位置取りから4コーナーで内を通って先頭集団に付けると、直線で後続を突き放してエージェントマーフィーAgent Murphyに11馬身差を付けて優勝しました。今年はロイヤルアスコットのゴールドカップGold Cup (Group 1) を含め3連勝していましたが、前走の愛セントレジャーでは、伏兵のウィックローブレイブWicklow Braveにゴール前で迫ったものの1/2馬身届かず2着でした。鞍上は同馬に初騎乗となるランフランコ・デットーリFrankie Dettori騎手です。

arc-41.jpg

シルバーウェーヴ

 凱旋門賞の返し馬でのシルバーウェーヴSilverwaveです。仏パスカル・バリーPascal Bary師の管理する4歳牡馬で、通算成績は13戦6勝です。昨年4月にロンシャンLongchamp競馬場で行われたラフォルス賞Prix La Force (Group 3) を勝利してデビューから4連勝とすると、仏ダービーのジョッキークラブ賞Prix du Jockey Club (Group 1) では3番手の内でレースを進めましたが直線で伸びずニューベイNew Bayの9着に敗退しました。続くパリ大賞Grand Prix de Paris (Group 1) では後方から直線で大外を伸びたもののイラプトEruptの4着、ニエル賞Prix Niel (Group 2) ではニューベイから2-1/2馬身差の2着に入ると、凱旋門賞Prix de l'Arc de Triomphe (Group 1) では道中最後方から直線で最内を突いて善戦しゴールデンホーンGolden Hornの10着でした。今年はガネー賞Prix Ganay (Group 1) でダリヤンDariyanに1-1/4馬身差の2着、イスパーン賞Prix d'Ispahan (Group 1) でエイシンヒカリA Shin Hikariに10、1-3/4馬身差の3着に入ると、サンクルー大賞Grand Prix de Saint-Cloud (Group 1) では4番手の位置取りから残り200mで抜け出してイラプトに1-1/4馬身差を付け、初G1タイトルを獲得しました。前走はフォワ賞Prix Foy (Group 2) に出走し、2番手から残り150mで先頭に立つと、イトウItoに1馬身差で勝利しています。鞍上は同馬に初騎乗となるクリストフ・スミヨンChristophe Soumillon騎手です。

arc-40.jpg

ザグレーギャッツビー

 凱旋門賞の返し馬でのザグレーギャッツビーThe Grey Gatsbyです。英ケヴィン・ライアンKevin Ryan師の管理する5歳牡馬で通算成績は20戦4勝です。13年10月にドンカスターDoncaster競馬場で行われたレーシングポストトロフィーRacing Post Trophy (Group 1) でキングストンヒルKingston Hillの7着、14年5月の英2000ギニー2000 Guineas Stakes (Group 1) はナイトオブサンダーNight of Thunderの10着と敗退しますが、続くヨークYork競馬場で行われたダンテSDante Stakes (Group 2) で重賞初勝利とすると、仏ダービーのジョッキークラブ賞Prix du Jockey Club (Group 1) に参戦し、後方内の位置取りから残り200mで馬群の間を抜けるとシャムキールShamkiyrに3馬身差を付けて優勝しました。その後、パリ大賞Grand Prix de Paris (Group 1) は後方内から直線で伸びずギャランテGallanteの6着に敗退したものの、8月の英インターナショナルSInternational Stakes (Group 1) は後方2番手の内から直線で大外に持ち出すロスがありながらオーストラリアAustraliaに2馬身差の2着に入ると、愛チャンピオンSIrish Champion Stakes (Group 1) に転戦して道中最後方から直線で鋭く伸びるとゴール前でオーストラリアをクビ差交わして優勝しました。15年3月にはドバイターフDubai Turf (Group 1) に出走し、中団の位置取りから直線で外に持ち出して伸びを見せたものの、ソロウSolowに4-1/4馬身離されての2着でした。その後、愛カラCurragh競馬場のゴールドカップGold Cup (Group 1) でアルカジームAl Kazeemの4着、ロイヤルアスコットのプリンスオブウェールズSPrince of Wales's Stakes (Group 1) でフリーイーグルFree Eagleに短頭差の2着、エクリプスSCoral-Eclipse (Group 1) でゴールデンホーンGolden Hornに3-1/2馬身差の2着と続き、その後5戦していますが勝利はありません。前走は英インターナショナルSで後方2番手から直線で差を詰めたものの、残り200mで伸びを欠いてポストポンドPostponedの6着でした。鞍上は同馬に初騎乗となるジェームス・ドイルJames Doyle騎手です。

arc-51.jpg

ワンフットインヘヴン

 凱旋門賞の返し馬のワンフットインヘヴンOne Foot in Heavenです。仏アラン・ドゥロワイエデュプレAlain de Royer-Dupre師の管理する4歳牡馬で、通算9戦5勝です。今年5月にサンクルーSaint-cloud競馬場で行われたエドヴィル賞Prix d'Hedouville (Group 3) を勝利し、6月にシャンティイChantilly競馬場で行われたシャンティイ大賞も後方3番手の位置取りから残り200mで先頭に立ち、ガーリンガリGarlingariに3/4馬身差で勝利しました。7月のサンクルー大賞Grand Prix de Saint-Cloud (Group 1) で初G1出走を果たし、道中最後方から直線で最内を突いて鋭く伸びますが、ゴール前で脚色が鈍ってシルバーウェーヴSilverwaveの6着でした。前走はフォワ賞Prix Foy (Group 2) に出走し、4番手のままシルバーウェーヴの4着に終わっています。鞍上はクリスチャン・デムーロCristian Demuro騎手です。

arc-39.jpg

ハイランドリール

 凱旋門賞の返し馬のハイランドリールHighland Reelです。愛エイダン・オブライエンAidan O'Brien師の管理するガリレオGalileo産駒の4歳牡馬で通算成績は17戦6勝です。一昨年7月に英グッドウッドGoodwood競馬場で行われたヴィンテージSVintage Stakes (Group 2) を優勝し、昨年5月のプールデッセデプーランPoule d'Essai des PoulainsはメイクビリーヴMake Believeの6着、仏ダービーのジョッキークラブ賞Prix du Jockey Club (Group 1) ではニューベイNew Bayに1-1/2馬身差の2着となり、愛ダービーIrish Derby (Group 1) ではジャックホブスJack Hobbsの5着、7月には英グッドウッド競馬場のゴードンSGordon Stakes (Group 3) を優勝すると、8月には米アーリントンArlington park競馬場のセクレタリアトSSecretariat Stakes (Grade 1) に参戦し、スタート後にハナに立つと後続を離して逃げ、直線で差を広げてクロージングベルClosing Bellに5-1/4馬身差を付け優勝しました。9月には愛チャンピオンSIrish Champion Stakes (Group 1) に出走しゴールデンホーンGolden Hornの5着となると、豪ムーニーヴァレーMoonee valley競馬場のコックスプレートCox Plate (Group 1) に参戦して、ウインクスWinxに4-3/4、3/4馬身差の3着。その後香港に転戦すると香港ヴァーズHong Kong Vase (Group 1) に出走し、スタート後にハナに立ったものの向正面で3番手に下げると、直線で抜け出してフリントシャーFlintshireに1-1/2馬身差で優勝しました。今年3月のドバイシーマクラシックDubai Sheema Classic (Group 1) はポストポンドPostponedの4着、香港のクイーンエリザベス2世CQEII Cup (Group 1) はウェルテルWertherの8着と敗退が続きましたが、7月のキングジョージ6世&クイーンエリザベスSKing George VI And Queen Elizabeth Stakes (Group 1) では、好スタートからハナに立つと後続を離して逃げ、直線で追いすがるウイングシオブデザイアWings of Desireを1-1/4馬身振り切って、3つ目のG1タイトル獲得となりました。8月の英インターナショナルSInternational Stakes (Group 1) は2番手を進むと直線で早々とポストポンドに交わされながらもゴール前まで踏ん張って1-1/4馬身差の2着となると、前走の愛チャンピオンSIrish Champion Stakes (Group 1) では3番手の内を進んだものの前崩れの展開となってアルマンゾールAlmanzorの7着でした。鞍上はシェイミー・ヘファナンSeamie Heffernan騎手です。

arc-47.jpg

arc-48.jpg

ミグワール

 凱旋門賞の返し馬でのミグワールMigwarです。仏フレディ・ヘッドFreddie Head師の管理するシーザスターズSea The Stars産駒の4歳牡馬で、通算成績は8戦3勝です。昨年の9月にニエル賞Prix Niel (Group 2) に出走するとニューベイNew Bayに2-1/2、1-3/4馬身差の3着に入り、10月にシャンティイChantilly競馬場で行われたコンセイユドパリ賞Prix du Conseil de Paris (Group 2) では1番人気に推され、後方2番手から直線で伸びたもののミングダイナスティMing Dynastyに1-1/4馬身差の2着でした。今年はこれまで一般戦を3戦しており、前走は9月のサンクルーSaint-cloud競馬場で勝利しています。G1は今回が初出走となります。鞍上はデビュー戦からコンビを組んでいるオリビエ・ペリエOlivier Peslier騎手です。

arc-50.jpg

ポストポンド

 凱旋門賞の返し馬のポストポンドPostponedです。英ロジャー・ヴェリアンRoger Varian師の管理するドバウィDubawi産駒の5歳牡馬で、通算成績は17戦9勝です。13年7月にニューマーケットNewmarket競馬場でデビューし、14年8月にヨークYork競馬場で行われたグレートヴォルティガーSGreat Voltigeur Stakes (Group 2) でスノースカイSnow Skyに2-1/4馬身差を付けて重賞初制覇。昨年5月には愛カラCurragh競馬場のタタソールズゴールドカップTattersalls Gold Cup (Group 1) に参戦しアルカジームAl Kazeemにクビ、短頭差の3着。続くロイヤルアスコットのハードウィックSHardwicke Stakes (Group 2) でスノースカイに3-3/4馬身、ハナ差の3着に入ると、キングジョージ6世&クイーンエリザベスSKing George VI And Queen Elizabeth Stakes (Group 1) では2番手外の位置取りから直線半ばで先頭に立つと、ゴール前でイーグルトップEagle Topの追い上げをハナ差退けて初G1制覇としました。9月には仏ロンシャンLongchamp競馬場のフォワ賞Prix Foy (Group 2) でスピリットジムSpiritjimに3/4馬身差で勝利したものの、ルカ・クマーニLuca Cumani厩舎から転厩することになり、凱旋門賞は回避となりました。今春はドバイに参戦し、スーパーサタデーのドバイシティオブゴールドDubai City of Gold (Group 2) では3番手から直線を向いて持ったままで先頭に立つと、ダリヤンDariyanに3馬身差を付けて勝利し、ドバイシーマクラシックDubai Sheema Classic (Group 1) では中団の位置取りから3コーナーで3番手に上がると直線残り400mで抜け出して、ドゥラメンテDuramenteに2馬身差を付けて優勝しました。6月のコロネーションカップCoronation Cup (Group 1) では3番手の位置取りから直線残り400mでスパートすると一気に先頭に立ち、2着のファウンドFoundに4-1/2馬身差を付ける圧勝をし、前走の英インターナショナルS International Stakes (Group 1) では3番手から残り500mで早々と先頭に立つと、道中2番手を進んだハイランドリールHighland Reelにゴール前まで食い下がられましたが、1-1/4馬身差振り切って優勝しました。これで、4つのG1を含む6連勝としています。鞍上は6連勝に導いているアンドレア・アッゼニAndrea Atzeni騎手です。

arc-37.jpg

arc-38.jpg

ニューベイ

 凱旋門賞の返し馬のニューベイNew Bayです。仏アンドレ・ファーブルAndre Fabre師の管理するドバウィDubawi産駒の4歳牡馬で、通算成績は10戦5勝です。昨年のプールデッセデプーランPoule d'Essai des Poulains (Group 1) で道中最後方から直線で鋭く伸びてメイクビリーヴMake Believeに3馬身差の2着に入ると、仏ダービーのジョッキークラブ賞Prix du Jockey Club (Group 1) でも後方2番手の位置取りから直線残り400mでスパートすると残り200mで単独先頭に立ちハイランドリールHighland Reelに1-1/2馬身差を付けて優勝しました。8月にはドーヴィルDeauville競馬場のギヨームドルナーノ賞Prix Guillaume d'OrnanoをダリヤンDariyanに1-1/2馬身差で勝利し、9月のニエル賞Prix Niel (Group 2) も3番手の内から危なげなく抜け出してシルバーウェーヴSilverwaveに2-1/2馬身差で勝利すると、凱旋門賞Prix de l'Arc de Triomphe (Group 1) では先行グループの内から直線で最内を伸びてゴールデンホーンGolden Hornに2馬身、クビ差の3着でした。今年はこれまで3戦しており、5月のイスパーン賞Prix d'Ispahan (Group 1) はエイシンヒカリA Shin Hikariの6着に敗退しますが、8月にドーヴィル競馬場で行われたゴントービロン賞Prix Gontaut-Biron (Group 3) を勝利すると、前走は愛チャンピオンSIrish Champion Stakes (Group 1) に転戦し3番手の外を進みましたが直線を向いて伸びを欠いてアルマンゾールAlmanzorの4着でした。鞍上は2戦目からコンビを組んでいるヴァンサン・シュミノーVincent Cheminaud騎手です。

arc-49.jpg

マカヒキ

 凱旋門賞の装鞍前のマカヒキMakahikiです。

arc-5.jpg

arc-6.jpg

arc-7.jpg

arc-8.jpg


最近投稿された記事

追加・更新記事

2016 レース概要

バックナンバー

その他のレース