HOME > お楽しみ > 日本馬の世界挑戦!現地レポート > 2016 ロンジン 香港国際競走 現地取材レポート
香港カップの表彰式のライアン・ムーアRyan Moore騎手です。
2016 ロンジン香港国際競走は香港2勝、日本2勝という結果に!
最後は恒例の花火で締めくくります。
香港カップの表彰式の堀宣行Noriyuki Hori調教師です。
香港カップの表彰式の吉田勝己Katsumi Yoshida氏です。
香港カップを優勝したモーリスMauriceです。スタートで立ち上がる格好となり、やや出遅れて後方3番手の内に付け、直線を向いて内を突いてスパートすると残り250mで単独2番手に上がり、残り150mで先頭に躍り出ると2着に3馬身差を付けて優勝しました。香港カップは昨年のエイシンヒカリが日本調教馬として14年ぶりの優勝でしたが、今回は日本調教馬の連覇となりました。タイムも昨年に0.35秒差まで迫る優秀なもので、ライアン・ムーアRyan Moore騎手は10年のスノーフェアリーSnow Fairy以来の2度目の優勝となりました。
8レースに2000m芝の香港カップHong Kong Cup (Group 1) が行われました。スタートでデザインズオンロームDesigns on RomeとモーリスMauriceが出遅れて後方からとなりました。最内枠からエイシンヒカリA Shin Hikariがハナに立ち、ホースオブフォーチュンHorse of Fortuneが2番手、3番手の内にラブリーデイLovely Day、外にヘレンスーパースターHelene Super Star、その後ろにブレイジングスピードBlazing Speed、外にステファノスStaphanos、シークレットウェポンSecret Weaponと続き、中団馬群の後ろにガンピットGun Pit、クイーンズリングQueens Ringが付け、モーリスは後方3番手の内、エリプティクElliptique、最後方からデザインズオンロームとなりました。向正面でエイシンヒカリが後続を5馬身引き離し、ステファノスが3番手の外に上がり、3コーナーではエイシンヒカリのリードは7馬身まで広がって直線へ。2番手を進んでいたホースオブフォーチュンをステファノスが交わして前のエイシンヒカリを追い、ラブリーデイがその外の3番手となると、後方にいたモーリスが内を通って伸びて残り250mでステファノスを内から抜き去って単独2番手となり、残り150mでエイシンヒカリを外から並ぶ間もなく交わして先頭に躍り出ると、後続を突き放して優勝しました。勝ちタイムは2:00.95で鞍上はライアン・ムーアRyan Moore騎手。中団馬群の内を進んだシークレットウェポンが直線半ばで外に切り返してじわじわと伸びて3馬身差の2着、1/2馬身差の3着にステファノス、短頭差の4着にラブリーデイが入り、直線で外を伸びたブレイジングスピードがクビ差の5着、最後方から直線で大外に持ち出したデザインズオンロームは鋭い伸びはなく8着、クイーンズリングは後方から外に出したものの見せ場なく9着に終わりました。
8Rはメインの香港カップ(芝2000m)
日本から5頭が参戦し昨年の香港マイルの覇者モーリスが直線で抜け出すと後続を突き離して、天皇賞秋に続き2000mのG1を連勝し2年連続で香港国際競走優勝(騎手ムーア)
引退レースに華を添えました!
ステファノス3着、ラブリーデイ4着、クインーズリング9着、軽快に逃げて昨年の再現かと思われたエイシンヒカリは直線で失速し10着で入線。
香港カップの本馬場入場のエリプティクElliptiqueです。鞍上はピエールシャルル・ブドーPierre-Charles Boudot騎手です。
香港カップの本馬場入場のラブリーデイLovely Dayです。鞍上はヒュー・ボウマンHugh Bowman騎手です。
香港カップの本馬場入場のステファノスStaphanosです。鞍上はクリストフ・スミヨンChristophe Soumillon騎手です。