2017 ドバイ ワールドカップデイ 現地取材レポート

　2レースは1200mダートのマハブアルシマールMahab Al Shimaal (Group 3) がレイナルドザウィザードReynaldothewizard取消しの9頭立てで行われました。スタートでラーフィドRaafidが出遅れて最後方からとなり、モラウィジMorawijがすんなりとハナに立つと、ダンドネルDundonnellが内の2番手、ディオスコリダーDios Corridaは3番手の外に付け、ハイオンライフHigh on Life、内にクールカウボーイCool Cowboy、外にムアラブMuarrab、後ろにコミカスComicasと続き、3馬身離れた後方2番手からワイルドデュードWild Dude、4馬身離れた最後方にラーフィドという隊列になりました。ディオスコリダーは4コーナーで後方に下がり、前の2頭がやや引き離して直線へ。逃げるモラウィジがスパートすると残り300mで4馬身のリードを取りましたが、そこから後続がじわじわと差を詰め、中団の内から4コーナーで3番手の外に上がったクールカウボーイがゴール前で迫ったものの、モラウィジがアタマ差振り切って優勝しました。勝ちタイムは1:11.23で鞍上はクリス・ヘイズChris Hayes騎手。2番手を進んだダンドネルも食い下がって1-1/4馬身差の3着、残り400mで後方2番手だったコミカスが外から伸びて2-3/4馬身差の4着に入り、コーナーで捲ったムアラブは直線で伸びず6着に終わり、ディオスコリダーは7着でした。