HOME > お楽しみ > 日本馬の世界挑戦!現地レポート > 2019 ドバイ ワールドカップデイ 現地取材レポート
ドバイターフの本馬場入場のセンチュリードリームCentury Dreamです。UAE調教サイモン・クリスフォードSimon Crisford師の管理する5歳牡馬で通算成績は19戦7勝です。16年9月に英アスコットAscot競馬場でデビューしました。18年6月に英エプソムEpsom競馬場のダイオメドSDiomed Stakes (Group 3) で初重賞勝利とすると、ロイヤルアスコットのクイーンアンSQueen Anne Stakes (Group 1) でアクシデンタルエージェントAccidental Agentの4着に入りました。8月には米アーリントンミリオンArlington Million (Grade 1) に参戦してハナに立つと直線で踏ん張ってロバート・ブルースRobert Bruceの3着入線でしたが降着で4着となり、10月のクイーンエリザベス2世SQueen Elizabeth II Stakes (Group 1) では、3番手から残り500mで先頭に立ったもののゴール前で交わされてロアリングライオンRoaring Lionにクビ、1/2馬身差の3着でした。今年はメイダン競馬場で2戦しており、2月のザビールマイルZabeel Mile (Group 2) はミシカルマジックMythical Magicに3馬身差の2着、前走のジェベルハッタJebel Hatta (Group 1) は先行グループの後ろに付けたものの直線で伸びを欠いてドリームキャッスルDream Castleの4着でした。鞍上は今年からコンビを組むオイシン・マーフィーOisin Murphy騎手です。
ドバイターフの本馬場入場のアイキャンフライI Can Flyです。愛エイダン・オブライエンAidan O'Brien師の管理する4歳牝馬で通算成績は13戦4勝です。昨年4月にレパーズタウンLeopardstown競馬場の1000ギニートライアルS1000 Guineas Trial Stakes (Group 3) で3着となると、英1000ギニー1000 Guineas Stakes (Group 1) に出走しますがビルズドンブルックBillesdon Brookの11着となり、続く英オークスOaks (Group 1) でも大きく離されてフォーエヴァートゥギャザー Forever Togetherの8着に終わっています。9月にレパーズタウン競馬場のブーメランSBoomerang Stakes (Group 2) を勝利して初タイトルを獲得すると、サンチャリオットSSun Chariot Stakes (Group 1) で後方からゴール前で伸びるとローレンスLaurensの4着、クイーンエリザベス2世SQueen Elizabeth II Stakes (Group 1) では中団馬群の中から馬群を割って伸びてロアリングライオンRoaring Lionにクビ差の2着に入りました。その後、米チャーチルダウンズChurchill Downs競馬場のBCマイルBreeders' Cup Mile (Grade 1) に参戦したものの、後方のままエクスパートアイExpert Eyeの12着に終わりました。前走は今年3月にダンドークDundalk競馬場のAWコースの一般戦を勝利しています。鞍上はブーメランSで優勝に導いたライアン・ムーアRyan Moore騎手です。
ドバイターフのパドック、本馬場入場でのアーモンドアイAlmond Eyeです。鞍上はクリストフ・ルメールChristophe Lemaire騎手です。
ドバイターフのパドック、本馬場入場でのヴィヴロスVivlosです。鞍上はミカエル・バルザローナMickael Barzalona騎手です。
ドバイターフのパドック、本馬場入場でのディアドラDeirdreです。鞍上はジョアン・モレイラJoao Moreira騎手です。
ドバイターフのパドックでのアーモンドアイAlmond Eye関係者です。
6レースに1200mダートのドバイゴールデンシャヒーンDubai Golden Shaheen (Group 1) がロイエイチRoy H出走取消の9頭立てで行われました。内枠から好スタートを決めたエックスワイジェットX Y Jetがハナに立ち、マテラスカイMatera Skyが2番手の外に付け、3番手の内にインペリアルヒントImperial Hint、 やや離れてナインビローゼロNine Below Zero、内にプロミシズフルフィルドPromises Fulfilled、テイトキーTato Key、スイッツァランドSwitzerlandと続き、離れてファイトヒーローFight Hero、最後方からドラフテッドDraftedという隊列になりました。4コーナーで2番手のマテラスカイが先頭に並びかけにいき、後方からスイッツァランド、ドラフティッドもスパートして直線へ。残り300mでエックスワイジェットが突き放すとマテラスカイも食い下がって3番手以下が離されたものの、マテラスカイもエックスワイジェットにじりじりと差を広げられ、エックスワイジェットがそのまま押し切って優勝しました。勝ちタイムは1:10.75で鞍上はエミサエル・ハラミーヨEmisael Jaramillo騎手、マテラスカイは1-1/2馬身差の2着、ゴール前で差を詰めたインペリアルヒントが1/2馬身差の3着に入り、終始内を通ったプロミシズフルフィルドが1-1/4馬身差の4着、後方から鋭く追い込んだドラフテッドが1馬身差の5着、ファイトヒーロー6着、ナインビローゼロ7着でした。
6レース Dubai Golden Shaheen(ドバイゴールデンシャヒーンG1 ダート1200m)
日本からはマテラスカイ(牡5歳 栗東・森秀行厩舎 武豊騎手)が出走。
惜しくも2着のマテラスカイ、勝ったのはエックワイジェット
ドバイゴールデンシャヒーンのパドック、本馬場入場のマテラスカイMatera Skyです。鞍上は武豊Yutaka Take騎手です。
ドバイゴールデンシャヒーンのパドックでのマテラスカイMatera Sky関係者です。