HOME > お楽しみ > 日本馬の世界挑戦!現地レポート > 2022ドバイ ワールドカップデイ 現地取材レポート
9レースに2000mダートのドバイワールドカップDubai World Cup (Group 1) がグロッサージャックGrocer Jack取消しの10頭立てで行われました。スタート後にライフイズグッドLife is Goodがハナに立ち、2番手の外にミッドナイトバーボンMidnight Bourbon、3番手の内にカントリーグラマーCountry Grammerが付け、その後ろにリアルワールドReal World、ホッドロッドチャーリーHot Rod Charlie、ハイポセティカルHypotheticalが一団で続き、3馬身離れてアエロトレムAero Trem、外にリモースRemorse、後方2番手にマニークールMagny Cours、最後方の内からチュウワウィザード Chuwa Wizardという隊列になりました。3コーナーでライフイズグッドがペースを上げるとミッドナイトバーボンが付いていって後続を3馬身離し、4コーナーで後方のリモースが押し上げて直線へ。2番手を進んだミッドナイトバーボンの脚色が鈍るとライフイズグッドのリードは3馬身となりますが、残り200mでライフイズグッドも一杯となると、4コーナーで3番手の外に出していたカントリーグラマーが残り100mで先頭に立って抜け出し優勝しました。勝ちタイムは2:04.97で鞍上はランフランコ・デットーリFrankie Dettori騎手。中団から直線で内ラチ沿いを伸びたホットロッドチャーリーが1-3/4馬身差の2着に入り、直線半ばでもまだ後方だったチュウワウィザードがゴール前で馬群の間を鋭く伸びて1/2馬身差の3着、ライフイズグッドは最後に踏ん張れず短頭差の4着となり、1-1/4馬身差の5着にミッドナイトバーボンでした。
ドバイワールドカップの本馬場入場のミッドナイトバーボンMidnight Bourbonです。鞍上はホセ・オルティスJose Ortiz騎手です。
ドバイワールドカップの本馬場入場のホットロッドチャーリーHot Rod Charlieです。鞍上はフラヴィアン・プラFlavien Prat騎手です。
ドバイワールドカップの本馬場入場のチュウワウィザードChuwa Wizardです。鞍上は川田将雅Yuga Kawada騎手です。
ドバイシーマクラシックの表彰式後の記念撮影です。
ドバイシーマクラシックを優勝したシャフリヤールShahryarです。先行グループの内から直線残り100mで先頭に立つと、ゴール前で差を詰められましたが振り切って優勝しました。鞍上はクリスチャン・デムーロCristian Demuro騎手です。
ドバイシーマクラシックのレース後のユーバーレーベンUberleben後方から持ち味を引き出した追い込みを見せ、ユビアーには交わされましたが前との差を詰めて5着でした。鞍上はダミアン・レーンDamian Lane騎手です。
ドバイシーマクラシックのレース後のパイルドライヴァーPyledriverです。直線残り150mで切り返して僅差の4着で、悔いの残る内容でした。鞍上はランフランコ・デットーリFrankie Dettori騎手です。
8レースは2410m芝のドバイシーマクラシックDubai Sheema Classic (Group 1) が行われました。スタート後にゆっくりとオーソリティAuthorityがハナに立ち、フォーザトップFor The Topが2番手の外に付け、3番手の内にシャフリヤールShahryar、その後ろにアレンカーAlenquer、パイルドライヴァーPyledriverと続き、中団にフクムHukum、外にバーガスBurgas、内にグローリーヴェイズGlory Vase、ドバイフューチャーDubai Future、ドバイオナーDubai Honour、後方からウィズアウトアファイトWithout a Fight、内にステラヴェローチェStella Veloce、外にユーバーレーベンUberleben、後方2番手にカスパーKaspar、やや離れて最後方からユビアーYibirという隊列になりました。3コーナーでユビアーが後方3番手まで上がり、4コーナーでバーガスが3番手の外まで押し上げて直線へ。逃げるオーソリティに残り200mで外からシャフリヤールが並びかけて残り100mで単独先頭に立ちましたが、後方から大外に持ち出していたユビアーが残り200mから鋭い加速で前を追ったものの、ゴール前でシャフリヤールが振り切って優勝しました。勝ちタイムは2:26.88で鞍上はクリスチャン・デムーロCristian Demuro騎手。クビ差の2着にユビアー、交わされてからも踏ん張ったオーソリティが1/2馬身差の3着に入り、残り300mでオーソリティの内を狙ったパイルドライヴァーが進路を失くして残り150mでシャフリヤールの外に出して差を詰めて短頭差の4着、ユビアーの前を進んだユーバーレーベンも外を伸びて1/2馬身差の5着に入り、グローリーヴェイズはゴール前で競り負けて8着、ステラヴェローチェは直線内目で伸びず9着でした。
ドバイシーマクラシックのパドック、本馬場入場、輪乗り中のユーバーレーベンUberlebenです。