2022ドバイ ワールドカップデイ 現地取材レポート

　5レースに3歳1900mダートのＵＡＥダービーUAE Derby (Group 2) が行われました。スタート後にサマーイズトゥモローSummer is Tomorrowがハナに立ち、パインハーストPinehurstが2番手の内、外枠からセキフウSekifuが3番手の外に付けると、2馬身離れてコンバスチョンCombustion、内にベンドゥーグBendoog、外にクラウンプライドCrown Prideが続き、3馬身離れて中団にイルウィンIrwin、アイランドファルコンIsland Falcon、ゲットバックゴールディーGet Back Goldie、やや離れて後方にアラビアンガゼルスArabian Gazelles、クオリティブーンQuality Boone、アジュアコーストAzure Coast、レイワホマレReiwa Homare、ウィザリングWithering、キーファーKiefer、最後方からギルデッドエイジGilded Ageという隊列になりました。3コーナーでクラウンプライドが先行馬群の外を通って上がると4コーナーで2番手となり、コンバスチョンとセキフウもその後ろに付けて直線へ。逃げるサマーイズトゥモローが突き放して3馬身のリードを取るとクラウンプライドがそれに付いていき、他馬の脚色が鈍る中、クラウンプライドが残り150mで一気に交わして先頭に立って優勝しました。勝ちタイムは1:59.76で鞍上はダミアン・レーンDamian Lane騎手。ゴール前で2-3/4馬身離されてサマーイズトゥモローが2着に入り、中団の内を進んだアイランドファルコンが4コーナーで4番手の外に出すと直線で伸びて1-1/4馬身差の3着、先行グループから3番手の内で直線を向いたベンドゥーグが踏ん張りを見せて3/4馬身差の4着、後方から3コーナーで内を通って上がっていったクオリティブーンが直線半ばで大外まで持ち出して鋭く伸びて1馬身差の5着、3コーナーから仕掛けて上がっていったレイワホマレが直線で内目を通って5番手に上がったもののゴール前で交わされて3/4馬身差の6着、セキフウは残り200mで前から離されて8着、コンバスチョンは残り200mで一杯となると最後は流して11着、2番手を進んだパインハーストは4コーナーで故障を発生し、最下位の16着でした。