2022 香港国際競走 現地取材レポート

　4レースに2400m芝の香港ヴァーズHong Kong Vase (Group 1) が行われました。スタート時にメンドシーノMendocinoがゲート内で立ち上がって膠着し競走を中止しました。セニョールトーバSenor Tobaがハナに立つと3馬身のリードを取り、2番手にバターフィールドButterfield、3番手の外にボタニクBotanik、内にストーンエイジStone Age、好スタートを切ったウインマリリンWin Marilynは5番手に控え、その内にグローリーヴェイズ Glory Vase、後ろにブルームBroome、パンフィールドPanfield、最後方からバブルギフトBubble Giftという隊列になりました。2コーナーでボタニクが2番手に上がり、向正面でブルームが上がっていくとウインマリリンは後方2番手まで下げて大外に持ち出し直線へ。残り300mで2番手からボタニクが先頭に立ち、その外からグローリーヴェイズが並びかけますが、大外からウインマリリンが鋭く伸びると残り150mで抜き去って優勝しました。勝ちタイムは2:27.53で鞍上はダミアン・レーンDamian Lane騎手。1-1/2馬身差の2着にボタニクが踏ん張り、グローリーヴェイズはクビ差届かず3着、3コーナーで最後方だったパンフィールドが馬群の間を伸びて1-1/4馬身差の4着、ストーンエイジが3/4馬身差の5着、ブルーム8着でした。