2012 ドバイ ワールドカップデイ 現地取材レポート

　８レースに2410ｍ芝のドバイシーマクラシックDubai Sheema Classic (Group 1) が行われました。ボールドシルヴァノBold Silvanoが好スタートからハナに立ち、シリュスデゼーグルCirrus des Aiglesが外から並びかけて２番手、３番手の内にソングクラフトSongcraft、外にトレジャービーチTreasure Beach、マーブーバMahbooba、ビートゥンアップBeaten Upと続き、セントニコラスアビーSt Nicholas Abbeyは中団よりやや後ろの位置取り、ジャッカルベリーJakkalberryは後方からとなりました。３コーナーでシリュスデゼーグルが先頭を奪い、トレジャービーチが２番手に。一方のセントニコラスアビーは仕掛けず内に入れて直線を向きました。先頭のシリュスデゼーグルがスパートすると、トレジャービーチも食い下がりますが残り200ｍで一杯に。一方、直線を向いて追い出したセントニコラスアビーは馬群の間を伸び、ゴール前まで詰め寄りますが僅かに届かずシリュスデゼーグルが押し切りました。勝ちタイムは2:31.30で鞍上はオリビエ・ペリエOlivier Peslier騎手。セントニコラスアビーはクビ差の２着で、後方から直線で大外を伸びたジャッカルベリーが３1/2馬身差の３着、トレジャービーチは1/2馬身差の４着でゴールしました。