2012 フランス 凱旋門賞 現地取材レポート

　5レースは牝馬限定2000mのオペラ賞Prix de l'Opera (Group1) が行われました。スタートで最内枠からマニエリーManiereeがハナに立つと5馬身差を付けて逃げ、2番手の内にイジトップIzzi Top、外にアンビヴァレントAmbivalent、4番手の内にルジワRjwa、外にサガワラSagawara、6番手の内にカタニアCaitania、外にシダーラSydarra、その後ろにグルサルーGulsary、リダシーナRidasiyna、ガリコヴァGalikovaが付け、後方は一団でレースは進みました。フォルスストレートで逃げるマニエリーが引き離すと、単独2番手に上がって前を追ったのがイジトップ、3馬身差の3番手にルジワが上がり、さらに2馬身差でサガワラ、リダジーナと続きました。直線を向いて逃げるマニエリーが一杯となるとイジトップが先頭に立ちますが、残り300mから鋭い脚で抜け出したリダジーナが残り200mから後続を突き離して優勝しました。勝ちタイムは2:11.13で鞍上はクリストフ・ルメールChristophe Lemaire騎手。３1/2馬身差の2着にイジトップが入り、道中後方2番手を進んだジオフラGiofraが直線で外に切り返して鋭く伸びて短頭差の3着、道中ジオフラの前にいたピリカPirikaがジオフラと同じ脚色でジオフラの2馬身前で伸びたものの、残り100mで失速して2馬身差の4着、１3/4馬身差の5着にルジワでした。