2014 フランス 凱旋門賞 現地取材レポート
タペストリー
2014.10.05
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凱旋門賞の本馬場入場のタペストリーTapestryです。愛エイダン・オブライエンAidan O'Brien師の管理するガリレオGalileo産駒の3歳牝馬で、通算成績は8戦3勝です。昨年8月にカラCurragh競馬場で行われたデビュータントSDebutante Stakes (Group 2) を勝利すると、9月にカラ競馬場のモイグレアスタッドSMoyglare Stud Stakes (Group 1) では直線で度重なる不利があり、リジーナRizeenaの3着入線で繰り上がり2着でした。今年に入り、英1000ギニー1000 Guineas Stakes (Group 1) では人気を集め、先行グループでレースを進めたものの、勝負どころでついていけなくなるとすぐに流して最下位の17着に終わり、続くロイヤルアスコットのコロネーションSCoronation Stakes (Group 1) は中団内を進んでリジーナの6着でゴールしました。7月の愛オークスIrish Oaks (Group 1) はゴール前で伸びたもののブレスレットBraceletにクビ差及ばずの2着、8月に英ヨークYork競馬場で行われたヨークシャーオークスYorkshire Oaks (Group 1) では、主戦のジョセフ・オブライエンJoseph O'Brien騎手からライアン・ムーアRyan Moore騎手に乗り替わり、道中最後方を進むと直線で先に抜け出した圧倒的1番人気のタグルーダTaghroodaに残り100mで並びかけ、ゴール前で1/2馬身競り勝って優勝しました。前走のレパーズタウンLeopardstown競馬場で行われたメイトロンSMatron Stakes (Group 1) はジョセフ・オブライエン騎手に戻ったものの、3番手から直線で伸びを欠き、ファイソラーナFiesolanaの9着に沈みました。鞍上はヨークシャーオークスで優勝に導いたライアン・ムーア騎手です。