2018 ロンジン 香港国際競走 現地取材レポート
リムズクルーザー
2018.12.05
ポスト
5日朝の調教中のリムズクルーザーLim's Cruiserです。シンガポール調教の6歳騸馬で通算成績は20戦8勝、香港スプリントに出走します。15年4月に豪ドゥームベンDoomben競馬場でデビューし、2戦未勝利の戦績でシンガポールに移籍しました。昨年4月には重賞3連勝でライオンシティカップLion City Cup (L Group 1) を優勝しましたが、その後距離が伸びて敗戦が続き、7月のシンガポールダービーSingapore Derby (L Group 1) はインファントリーInfantryの6着、10月のクランジマイルKranji Mile (L Group 1) もインファントリーの5着など、善戦止まりに終わっていました。今年に入ってスプリント路線に向かうと、5月のライオンシティカップでは後方馬群の内から直線で搔きわけるように抜け出し、残り50mで先頭に立ってザックカサZac Kasaに1-1/2馬身差を付けて連覇を達成しました。前走は11月のオープン戦で、4番手の内から悠々と抜け出すと、1:09.11のタイムで勝利しています。レースではヒュー・ボウマンHugh Bowman騎手が同馬に初騎乗します。