2019 フランス 凱旋門賞 現地取材レポート
凱旋門賞
2019.10.06
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4レースに2400m芝の凱旋門賞Prix de l'Arc de Triomphe (Group 1) が行われました。スタート後にフィエールマンFierementがハナに立ったもののすぐにガイヤースGhaiyyathが先頭を奪い、2番手の外にマジカルMagical、3番手の内にフィエールマン、4馬身開いてエネイブルEnable、ブラストワンピースBlast Onepiece、内にソットサスSottsassと続き、中団にヴァルトガイストWaldgeist、内にキセキKiseki、その後ろにジャパンJapan、フレンチキングFrench King、ソフトライトSoft Light、離れた最後方からナガノゴールドNagano Goldという隊列になりました。フォルスストレートでフィエールマンが下がるとエネイブルが3番手に上がり、ソットサスがその後ろに付けて直線へ。残り400mでマジカルが先頭に立ったものの、すぐに外からエネイブルが交わして突き放し3馬身のリードを取り、ソットサスの外にジャバンが並びかけて2番手争いに持ち込みますが、直線で馬群の中からエネイブルの後ろとなったヴァルトガイストが残り300mで素早くジャパンの外まで持ち出すと残り100mで単独2番手まで上がり、そこから鋭い脚を繰り出してゴール前でエネイブルを交わして優勝しました。勝ちタイムは2:31.97で鞍上はピエールシャルル・ブドーPierre-Charles Boudot騎手、1-3/4馬身差の2着にエネイブルは敗退し、1-3/4馬身差の3着にソットサス、1/2馬身差の4着にジャパン、残り200mで一杯となったジャパンが6馬身差の5着、後方から大外を通ったソフトライトが3-1/2馬身差の6着に入り、キセキは更に8馬身離された7着、ナガノゴールド8着、ブラストワンピース11着、フィエールマン12着でした。