2022サウジカップデイ 現地取材レポート
ネオムターフカップ
2022.02.27
Tweet
1Rに2100m芝のネオムターフカップNeom Turf Cup (Group 3) が行われました。オーソリティAuthorityが内枠からハナに立つとソリッドストーンSolid Stoneが外の2番手に付け、3番手の内にフライングヴィジットFlying Visit、その外にパッションアンドグローリーPassion and Glory、後ろにエウダイモニアEudaimonia、ハロヴィアンHarrovian、グローサージャックGrocer Jack、外にパイルドライバーPyledriver、エベイラEbaiyraと一団で続き、やや離れてカスパーKaspar、チェンネルキャットChannel Cat、アークティックサウンドArctic Sound、ラカサタリファLa Casa Tarifa、最後方からズランズランZuran Zuranとなりました。3コーナーからパイルドライバーが捲って上がっていくと、ラカサタリファも続き直線へ。残り400mでチャンネルキャットが外に持ち出したグローサージャックと内によれたパイルドライバーに挟まれて転倒し競走を中止。先頭のオーソリティが軽く突き放して3馬身のリードを取ると、好位からハロヴィアンが2番手に上がり、中団馬群からエベイラも伸びを見せ、4コーナーで内を回ったカスパーが残り200mで外まで出して鋭く伸び、さらに外を伸びるグローリージャックと4頭が並んで前のオーソリティを追いましたが、オーソリティがリードを保って逃げ切り優勝しました。勝ちタイムは2:06.72で鞍上はクリストフ・ルメールChristophe Lemaire騎手。4頭の激しい2着争いはゴール前でカスパーが伸びて1-1/4馬身差の2着に入り、1/2馬身差の3着にエベイラ、ハナ差4着にハロヴィアン、1/2馬身差5着にグローリージャック、ソリッドストーンは10着、パイルドライバーは直線を向いて手応えなく11着に終わりました。