2023 アメリカブリーダーズカップ・デイ 現地取材レポート

6Rに1600m芝のＢＣマイルBreeders' Cup Mile (Grade 1) がエグゾルテッドExaulted取消しの13頭立てで行われました。ウインカーネリアンWin Carnelianが好スタートからハナに立ち、アストロノマーAstronomerが2番手の外、モージMawjがその内に控えると3馬身離れてカサクリードCasa Creed、シャールズスパイトShirl's Speightと続き、中団にソングラインSongline、内にジーナロマンティカGina Romantica、後ろにデュジュールDu Jour、ラッキースコアLucky Score、ケリナKelina、マスターオブフォックスハウンズMasteroffoxhounds、マスターオブザシーズMaster of The Seas、最後方からモアザンルックスMore Than Looksという隊列になりました。3コーナーでアストロノマーが遅れるとモージが2番手に上がり、後方からマスターオブザシーズが捲っていって直線へ。逃げるウインカーネリアンをモージが交わして突き放し、2番手にカサクリードが上がるとシャールズスパイトも内から伸びを見せましたが、直線で大外に持ち出したマスターオブザシーズが鋭く伸びると、ゴール前で僅かに交わして優勝しました。勝ちタイムは1:32.45で鞍上はウィリアム・ビュイックWilliam Buick騎手。ハナ差の2着にモージ、1/2馬身差の3着にカサクリード、馬群の間を伸びたジーナロマンティカが1/2馬身差の4着に入り、ソングラインは伸びを欠いてクビ差の5着、ウインカーネリアンは11着でした。