2023 香港国際競走 現地取材レポート
ルクセンブルク
7日朝の調教中のルクセンブルクLuxembourgです。愛エイダン・オブライエン師の管理する4歳牡馬で通算成績は12戦6勝、香港カップに出走します。21年7月にキラーニーKillarney競馬場でのデビュー戦を勝利し、3連勝で向かった英2000ギニー2000 Guineas Stakes (Group 1) はコロエバスCoroebusに3/4、1-1/2馬身差の3着でした。8月にカラCurragh競馬場のロイヤルウィップSRoyal Whip Stakes (Group 3) を勝利すると愛チャンピオンSIrish Champion Stakes (Group 1) に出走し、4番手から直線で伸びてオネストOnestoを1/2馬身差競り落とし初G1勝利としました。向かった凱旋門賞Prix de l'Arc de Triomphe (Group 1) では中団馬群の内を進むと直線で馬群の間を伸びてアルピニスタAlpinistaの7着に入りました。今年は3月のG2で5着となったものの、タタソールズゴールドカップTattersalls Gold Cup (Group 1) では逃げてベイブリッジBay Bridgeを1/2馬身差抑えて勝利、ロイヤルアスコットのプリンスオブウェールズSPrince of Wales's Stakes (Group 1) では逃げて残り300mでモスターダフMostahdafに交わされたものの踏ん張りを見せて4馬身差の2着、続くキングジョージ&クイーンエリザベスSKing George VI And Queen Elizabeth Stakes (Group 1) は先行グループから4コーナーで最内を突いて先頭に並びかけたものの、ゴール前で引き離されてフクムHukumの4着でした。前走は9月の愛チャンピオンSIrish Champion Stakes (Group 1) でレースを引っ張るとオーギュストロダンAuguste Rodinに直線半ばで交わされたもののゴール前まで踏ん張って1/2馬身差の2着でした。レースではライアン・ムーアRyan Moore騎手が騎乗します。