レース後も花火です。いつまでも鳴り止みませんでした。
ドバイワールドカップの表彰式の様子です。
ドバイワールドカップを優勝したグロリアデカンペオンGloria de Campeaoです。厩舎こそブラジルからフランスに移籍してフランス代表でしたが、生産も所有もジョッキーも全てブラジルで、実質ブラジル馬の優勝でした。鞍上はティアゴ・ペレイラTiago Pereira騎手です。
ゴール後にアーメド・アジュテビ騎手に促されて一旦は手を上げたケビン・シーアKevin Shea騎手でしたが、結果ハナ差届かずの2着に悔しそうな表情でした。リザーズディザイアLizard's Desireはマイク・デ・コックMike De Kock厩舎所属で、昨年の3歳時は南アフリカのG3イーストケープダービーEast Cape Derbyを5馬身差の勝利。その後3歳三冠最終戦のG1デイリーニューズ2200に出走し10着、G2ゴールドサークルダービーGold Circle Derbyで2馬身差の2着でした。今年に入りメイダンで3戦して1、1、5着。前走はマクトゥームチャレンジ・ラウンド3で、優勝したレッドディザイアからは11/4馬身差でした。
8レースはドバイワールドカップが行われました。フランスのグロリアデカンペオンGloria de Campeaoがハナに立ち、2番手にサウジアラビアのアモールドポブレAmor de Pobre、その後ろにアリバーAllybar、マスタリーMastery、ミスターブロックMr Brockが並び、レッドディザイアはそれら先行グループの後ろ。ジオポンティGio Pontiは中団よりやや後ろという位置取りになりました。直線を向くところでジオポンティとレッドディザイアが大外に持ち出しましたが、レッドディザイアは伸びず11着に沈みました。直線半ばでずっと逃げていたグロリアデカンペオンが後続を突き放して逃げ込み態勢に入るところで、後方の内を進んでいたリザーズディザイアLizard's Desireの進路がきれいに開いて鋭い脚で追い込み、間にアリーバーを挟んでグロリアデカンペオンに並んだところがゴールでした。大接戦の結末は内でグロリアデカンペオンがハナ差残しての優勝。2着リザーズディザイア、短頭差の3着にアリバー、ジオポンティはじわじわと伸びたものの、11/4馬身差の4着を確保するのが精一杯でした。
メインレースの8Rはお待ちかねのドバイワールドカップ!
1着はGLORIA DE CAMPEAO (BRZ)
日本期待のレッドディザイアは着外に沈んだ・・・
レース名 | 格 |
着順 |
馬名 欧字馬名 | 馬齢 |
性別 |
タイム・着差 |
調教師 |
騎手 |
斤量 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
血統:父-母 by 母の父 | |||||||||
[ 8R ] ドバイワールドカップ Dubai World Cup |
G1 | 1 |
グロリアデカンペオン Gloria De Campeao(BRZ) |
6 |
牡 |
2:03.83 |
FR: P. バリー |
T. ペレイラ |
57.0 |
Impression(ARG) - Audacity(BRZ) by Clackson(BRZ) | |||||||||
2 |
リザーズディザイア Lizard's Desire(SAF) |
4 |
セン |
ハナ |
SAF: M. デ・コック |
K. シーア |
57.0 |
||
Lizard Island(AUS) - Annsfield(SAF) by Northfields(USA) | |||||||||
3 |
アリバー Allybar(IRE) |
4 |
牡 |
短頭 |
UAE: M. アル・ザルーニ |
A. アジテビ |
57.0 |
||
King's Best(USA) - Irika(USA) by Irish River(FR) | |||||||||
11 |
レッドディザイア Red Desire(JPN) |
4 |
牝 |
- |
栗東: 松永 幹夫 |
C. スミヨン |
55.0 |
||
マンハッタンカフェ - グレイトサンライズ(GB) by Caerleon(USA) |
※全着順はERAのWebサイト(英語)にてご覧いただけます。
本馬場に入場しゲートに向かうレッドディザイアです。
ドバイワールドカップの本馬場に向かうUAEのマスタリーMasteryです。昨年の3歳時はG2伊ダービーを優勝し、パリ大賞Grand Prix de ParisはキャバルリーマンCavalrymanの3着。その後、英セントレジャーを3/4馬身差で優勝し、BCマラソンに出走しマンオブアイアンMan of Ironの3着でした。今回はBCマラソン以来の出走となります。鞍上は今日ここまで未勝利のランフランコ・デットーリLanfranco Dettori騎手です。
ドバイワールドカップの本馬場に向かうイギリスのトゥワイスオーヴァーTwice Overです。通算成績は16戦7勝。昨年、3連勝でG1英チャンピオンSを優勝すると、BCクラシックはゼニヤッタZenyattaの3着でした。今回はBCクラシック以来の出走となります。鞍上はトム・ケアリーTom Queally騎手です。
ドバイワールドカップの本馬場に向かうアメリカのファーゼストランドFurthest Landです。通算成績は18戦8勝。昨年、G2のケンタッキーカップクラシックに続きAWコースで行われたBCダートマイルを3/4馬身差で優勝しました。その後G2を2戦していますが、7、5着という成績です。鞍上はジュリアン・ルパルーJulian Leparoux騎手です。