2010 フランス凱旋門賞現地取材レポート

　６レースに３歳重賞のニエル賞Prix Niel (Group 2)が行われました。ヴィーヴルリーブルVivre Libreがレースを引っ張り、プラントゥールPlanteurが２番手、ベカバッドBehkabadがそれをマークして３番手、キッドナッピングKidnappingが続いてヴィクトワールピサVictoire Pisaは５番手の位置取りとなりました。フォルスストレートの手前で後方の２頭がヴィクトワールピサの外に付けたため、４コーナーではヴィクトワールピサが最後方に。直線に向くところでプラントゥールが先頭に立ち、それを追うのがベカバッドと内からキッドナッピング、外に持ち出したヴィクトワールピサも良い伸び脚を見せて一旦はベカバットに並びかける３番手に上がったものの、残り200ｍで一杯となり、前の３頭からはやや離されての４着。プラントゥールが直線で粘り続けたものの、残り100ｍでベカバッドが並びかけるとゴール前で僅かに交わして優勝しました。勝ちタイムは2:30.80、頭差の２着にプラントゥール、４馬身差３着キッドナッピング、ヴィクトワールピサはさらに４馬身離されてのゴールでした。