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2010 フランス凱旋門賞現地取材レポート

凱旋門賞

2010.10.03
 6レースに凱旋門賞Prix De L'Arc De Triomphe (Group 1) が行われました。スタート後ハナに立ったのはプヴォワールアブソリュPouvoir Absolu、2番手の内にフェイムアンドグローリーFame And Glory、外にプラントゥールPlanteur、その後ろの内にサラフィナSarafinaは付けたもののすぐに下げて、ベカバッドBehkabadとキャバルリーマンCavalrymanが並んで先行勢に。しばらく進んだ後に外からマイダスタッチMidas TouchとダンカンDuncanが押し上げて2番手、3番手に。中団にサラフィナ、その後ろの内にワークフォースWorkforce、外にナカヤマフェスタNakayama Festa、さらに外側にケープブランコCape Blancoが付けて、ヴィクトワールピサVictoire Pisaはその後ろの狭い所を進みました。3コーナーではサラフィナがさらに下がってワークフォースやヴィクトワールピサとほぼ同じ位置に。フォルスストレートでは4番手のダンカンが外によれて上がってきていたロペデヴェガLope De Vegaとケープブランコが弾かれるシーン。直線でも粘っていたプラントゥールが追い上げてきたフェイムアンドグローリーを躓かせ、こちらは失格となりました。4コーナーの手前でナカヤマフェスタは押し上げて直線へ。直線の入口で先頭に立ったのはプラントゥール、その外にロペデヴェガ、さらに外からヤカヤマフェスタが抜け出す脚色。ところが、内の狭い所を通ってきたワークフォースがナカヤマフェスタの内にあった隙間を突くと、一旦は先頭に立ったナカヤマフェスタに並び、残り200mで僅かにワークフォースが前に出ると、後続を離しながらの激しい2頭の競り合いはゴールまでその差が変わることはありませんでした。優勝したのはライアン・ムーアRyan Moore騎手のワークフォースで勝ちタイムは2:35.30、2着のナカヤマフェスタは僅かに頭差。直線を向くところで後方3番手まで下がっていたサラフィナは直線で大外からのごぼう抜きを見せたものの、上位2頭には21/2馬身及ばず3着。1番人気のベカバッドは好位の内から抜け出せず、ゴール前でなんとか4着を確保。ヴィクトワールピサは直線入り口では最後方あたりまで下がり、直線でじわじわと伸びを見せて8着入線、繰り上がりで7着でした。

凱旋門賞の画像

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