2011 フランス　凱旋門賞現地取材レポート

　２レースにフォワ賞Prix Foy (Group 2) が行われました。スタート直後にナカヤマフェスタNakayama Festaが先頭を奪うとすぐに後続を５馬身ほど離し、２番手にヒルノダムールHiruno d'Amour、並んでセントニコラスアビーSt Nicholas Abbey、２馬身後ろにサラフィナSarafinaとなりました。ほどなくしてセントニコラスアビーが２番手に上がってヤカヤマフェスタとの差は詰まり、ヒルノダムールは３番手に。その隊列のまま直線を向くと、セントニコラスアビーが先に仕掛けて先頭のナカヤマフェスタに並びかけ、ヒルノダムールも良い伸び脚でセントニコラスアビーに並ぶと一旦は先頭に立ちましたが、セントニコラスアビーとヒルノダムールの狭い間隔にサラフィナに入られると、ゴール前で僅かに抜け出してサラフィナが優勝しました。鞍上はクリストフ・ルメールChristophe Lemaire騎手で勝ちタイムは2:32.28。短首差の２着にヒルノダムール、２1/2馬身差の３着にセントニコラスアビー、ナカヤマフェスタは1/2馬身差の４着でした。