2011 フランス　凱旋門賞現地取材レポート

　ムーランドロンシャン賞の返し馬のティンホースTin Horseです。３歳牡馬で通算成績は９戦３勝。２歳時にモルニ賞Prix Morny (Group 1) をドリームアヘッドDream Aheadから１1/2馬身差の２着、ジャンリュックラガルデール賞Prix Jean-Luc Lagardere (Grand Criterium) (Group 1) ではウットンバセットWootton Bassettから２1/2馬身差でマイグリMaiguriと同着の２着とG1に手が届きませんでした。今春はG3３着の後に挑んだ仏2000ギニーにあたるプールデッセデプーランPoule d'Essai des Poulains (Group 1) で先行グループの内から抜け出して２着のアバヌスモーカーHavane Smokerに２馬身差を付けて優勝しました。続く仏ダービーのジョッキークラブ賞Prix du Jockey Club (Group 1) では勝ったリライアブルマンReliable Manから3/4、２、ハナ、ハナ差の５着に終わっています。前走のジャックルマロワ賞Prix Jacques le Marois (Group 1) は３歳牝馬のインモータルヴァーズImmortal VerseがゴルディコヴァGoldikovaを破って優勝し、ティンホースは６着でした。鞍上はクリストフ・ルメールChristophe Lemaire騎手が同馬に初騎乗します。