2011 フランス　凱旋門賞現地取材レポート

　５レースにマイルG1のムーランドロンシャン賞Prix du Moulin de Longchamp (Group 1) が行われました。押してハナに立ったのがハンサムマエストロHandsome Maestroで、リオデラプラタRio de la Plataはスタートダッシュがつかなかったもののすぐに２番手に上がり、エクセレブレーションExcelebration、ラジサマンRajsaman、プラントゥールPlanteur、外にティンホースTin Horse、後方にロイヤルベンチRoyal Bench、ドバウィゴールドDubawi Goldという隊列になりました。逃げたハンサムマエストロが５馬身ほど離してフォルスストレートに入り、２番手のリオデラプラタの後ろも３馬身ほど離れ、後は一団となり直線へ。直線半ばでハンサムマエストロが一杯になると、外からリオデラプラタとエクセレブレーションが並んで抜き去り、エクセレブレーションが残り100ｍでリオデラプラタを競り落とし優勝しました。勝ちタイムは1:37.74で鞍上はジェイミー・スペンサーJamie Spencer騎手。１1/2馬身差の２着にリオデラプラタが残り、エクセレブレーションの後ろの位置から差してきたラジサマンが1/2馬身差の３着、最後方でレースを進めていたドバウィゴールドが直線を向いて内を突いて伸びると残り300ｍで外に持ち出してさらに差を詰めて１馬身差の４着に入りました。