2011 フランス　凱旋門賞現地取材レポート

　４レースには２歳馬によるグランクリテリウム、ジャンリュックラガルデール賞Prix Jean-Luc Lagardere (Group 1) が行われました。サリューアSalureがややかかり気味で後続を離して逃げ、アメリカンデヴィルAmerican Devilが２番手、３馬身後ろにヴェネトVeneto、ソーファストSofast、外にフォートバスティオンFort Bastion、後方からマックロウMac Row、最後方の内にダビルシムDabirsimという展開になりました。逃げたサリューアが残り200ｍでも５馬身のリードを保っていましたが残り100ｍで一杯になると、最内を鋭く伸びたダビルシムが残り50ｍで突き抜けて優勝しました。勝ちタイムは1:19.85で鞍上はランフランコ・デットーリFrankie Dettori騎手。外から追い込んだソーファストが3/4馬身差の２着に入り、逃げたサリューアが短頭差の３着に残り、ハナ差の４着にヴェネトでした。