2012 フランス 凱旋門賞 現地取材レポート

　3レースは2400m戦のフォワ賞Prix Foy (Group 2) が行われました。アヴェンティーノAventinoがハナに立つとゆったりとしたペースで引っ張り、1馬身差でジョシュアツリーJoshua Treeが2番手、1馬身差外の3番手にミアンドルMeandre、その後ろで内にフィオレンテFiorente、外にオルフェーヴルOrfevreという隊列になりました。800mほど進んだところでオルフェーヴルは最後方に下げ、アヴェンティーノはコーナーに入ると共に後続との差を3馬身に広げました。フォルスストレートでは隊列は変わらないものの各馬の間隔が縮まって直線へ。オルフェーヴルが最内を突いてアヴェンティーノの後ろに付けるとアヴェンティーノは内を開けてオルフェーヴルが一気に先頭に立ち、2番手から抜け出しにかかるジョシュアツリー、その外に出したミアンドルも並んでゴール前まで伸びを見せましたがオルフェーヴルに詰め寄ることはできず、オルフェーヴルが優勝しました。勝ちタイムは2:34.26で鞍上はクリストフ・スミヨンChristophe Soumillon騎手。1馬身差の2着にミアンドル、クビ差3着にジョシュアツリー、6馬身差4着フィオレンテ、最下位の5着にアヴェンティーノでした。