2012 フランス 凱旋門賞 現地取材レポート

　5レースに3歳重賞のニエル賞Prix Niel (Group 2) が行われました。ケサンプールKesampourがゆっくりとハナに立ち、ラストトレインLast Trainが2番手、リムスデラトゥールRemus de la Tourが3番手の内、外にスモーキングサンSmoking Sun、5番手の内にサオノワSaonois、最後方にバイリールBayrirという隊列となりました。ゆったりとしたペースで進んで直線を向くと、残り200mまでケサンプールが逃げ粘り、その外に5頭が一線で並びましたが、内から2頭目のサオノワが鋭い脚を使ってゴール前で１1/4馬身抜け出し優勝しました。勝ちタイムは2:35.31で鞍上はアントワーヌ・アムランAntoine Hamelin騎手。2着争いは残りの5頭が横一線のままで、大外のバイリールが僅かに先着し、短頭差の3着にラストトレイン、クビ差の4着にリムスデラトゥールが入りました。