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2012 フランス 凱旋門賞 現地取材レポート

凱旋門賞

2012.10.07

 6レースに凱旋門賞Prix de l'Arc de Triomphe (Group 1) が行われました。好スタートからアーネストヘミングウェイErnest Hemingwayがハナに立つと3馬身差を付けて逃げ、2番手にキャメロットCamelot、3番手の外にソレミアSolemiaとなりますが、しばらくしてミハイルグリンカMikhail Glinkaが2番手に上がり、さらにスタート後1000mでロビンフッドRobin Hoodが2番手を奪い、先行グループが何度も入れ替わります。3コーナー過ぎで5番手にグレートヘヴンズGreat Heavens、キャメロットは6番手の内まで下げ、マスターストロークMasterstroke、サオノワSaonois、ハヤランダHaya Landa、セントニコラスアビーSt Nicholas Abbey、シャレータShareta、イエローアンドグリーンYellow and Green、ベイリルBayrirと一団で進み、アヴェンティーノAventinoは後方の外、ミアンドルMeandre、シームーンSea Moonと続き、オルフェーブルOrfevreは後方2番手、最後方にケザンプールKesampourという隊列になりました。フォルスストレートで逃げるアーネストヘミングウェイが5馬身のリードを取り、アヴェンティーノは隊列から外れて最後方に下がりました。直線を向くところでアーネストヘミングウェイが一杯となり、3番手の内にいたソレミアが先頭に立ち、その外にグレートヘヴンズとマスターストロークが外に並びかけます。オルフェーヴルは直線を向いてすぐに大外に持ち出して仕掛けると鋭い伸び脚を見せ、残り300mで一気に先頭に立って後続を突き離しましたが、単独で先頭に立った瞬間に鋭く内にささってラチ沿いまで行くと脚色が鈍り、逆に一旦は外から交わされて前を横切られたソレミアは追い出しを我慢していた分、残り150mから前のオルフェーヴルを目標にぐんぐんと伸び、残り50mでの1馬身差が一気に入れ替わってのゴールとなりました。優勝したソレミアの勝ちタイムは2:37.68で鞍上はオリビエ・ペリエOlivier Peslier騎手。クビ差の2着にオルフェーヴル、7馬身離された3着にマスターストローク、道中内ラチ沿いを進んだハヤランダが直線でしぶとく伸びて1馬身差の4着、馬群の中から直線を向いて最内に入れたイエローアンドグリーンが1/2馬身差の5着、キャメロット7着、シームーン8着、シャレータ9着、サオノワ15着、アヴェンティーノ17着という結果でした。


凱旋門賞の画像


 


凱旋門賞の画像


 


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