2012 ロンジン 香港国際競走 現地取材レポート
香港ヴァーズ
2012.12.09
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4レースに2400mの香港ヴァーズHong Kong Vase (Group 1) がシームーンSea Moon出走取消の12頭立てで行われました。スタートしてダンシングレインDancing Rainがハナに立ち、リベレイターLiberatorが2番手、3番手の外にジョシュアツリーJoshua Tree、内にベイリルBayrir、2馬身離れてレッドカドーRed Cadeaux、外にドゥーナデンDunaden、ジャガーメイルJaguar Mail、ダンディーノDandino、ミアンドルMeandre、スカーレットカメリアScarlet Camellia、パジェラPageraと続き、やや離れて最後方からシンションChinchonという隊列になりました。2コーナーでジャガーメイルは位置取りをやや上げてレッドカドーの外側に付け、向正面ではレッドカドーが位置取りを上げて4番手に。3コーナーを過ぎると先行グループが一団となり、外をまわってジャガーメイルとドゥーナデンが先頭に並びかけて直線を向きました。逃げるダンシングレインの内からリベレイターが並びかけ、外にはジャガーメイルとドゥーナデンが伸び、一旦はジャガーメイルが先頭に立ちましたが、ジャガーメイルの内からレッドカドーが伸びを見せると、直線での叩き合いが続いて残り100mで2頭が抜け出し、僅かにレッドカドーが出たままゴールを迎えました。勝ちタイムは2:28.73で鞍上はジェラルド・モッセGerald Mosse騎手。ジャガーメイルは短頭差の2着に惜敗し、ジャガーメイルの後ろで伸びたミアンドルがゴール前で一気に並びかけて1/2馬身差の3着、最内でしぶとく粘っていたリベレイターが1/2馬身差の4着、ドゥーナデンは残り300mで競り合いから遅れ、ゴール前でやや盛り返してクビ差の5着、ジョシュアツリー9着、パジェラ11着、シンションは12着でした。