2014 ドバイ ワールドカップデイ 現地取材レポート
ザフューグ
2014.03.30
Tweet
ドバイデューティーフリーの本馬場入場、返し馬のザフューグThe Fugueです。イギリスのジョン・ゴスデンJohn Gosden師の管理する5歳牝馬で通算成績は14戦5勝です。一昨年の3歳時は1000ギニー1000 Guineas Stakes (Group 1) でホームカミンググイーンHomecoming Queenの4着、ヨークYork競馬場のミュージドラSMusidora Stakes (Group 3) を勝利して挑んだオークスOaks (Group 1) はワズWasからクビ、1/2馬身差の3着、ロイヤルアスコットのリブルスデイルSRibblesdale Stakes (Group 2) でプリンセスハイウェイPrincess Highwayから6馬身差の2着と惜敗が続きましたが、8月のナッソーSNassau Stakes (Group 1) でタイムピースTimepieceに1馬身差を付けて優勝しました。続くヨークシャーオークスYorkshire Oaks (Group 1) ではシャレータSharetaにクビ差交わされて2着に終わっています。秋には米サンタアニタSanta anita競馬場で行われたBCフィリー&メアターフBreeders' Cup Filly & Mare Turf (Grade 1) に挑戦したもののザゴラZagoraから3/4、1/2馬身差の3着止まりでした。昨年の6戦は全てG1で、ロイヤルアスコットのプリンスオブウェールズSPrince of Wales's Stakes (Group 1) はアルカジームAl Kazeemからクビ、3-1/4馬身差の3着、エクリプスSCoral-Eclipse (Group 1) では直線半ばから流して最下位の7着に終わりましたが、ヨークシャーオークスは4馬身差を付けて優勝、愛チャンピオンSIrish Champion Stakes (Group 1) ではアルカジームに1-1/4馬身差付けてG1を連勝とし、挑んだサンタアニタ競馬場のBCターフBreeders' Cup Turf (Grade 1) では向正面から動いて直線半ばで先頭に立ちますが、ゴール前でマジシャンMagicianに差し切られ1/2馬身差の2着。前走の香港ヴァーズHong Kong Vase (Group 1) は後方から鋭く伸びたものの、ドミナントDominantに3/4馬身届かず2着でした。鞍上は主戦のウィリアム・ビュイックWilliam Buick騎手です。