2014 フランス 凱旋門賞 現地取材レポート
ニエル賞
2014.09.15
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3レースに3歳2400mのニエル賞Prix Niel (Group 2) が行われました。エクトーEctotがスタートダッシュが付かず、ハナに立ったのがセラーンSerans、2番手の外にギャランテGallante、内にガルディーニGuardini、4番手エリプティクElliptique、その後ろに内からアデレードAdelaide、ヴァダモスVadamos、テレテキストTeletextと並び、エクトーは最後方からとなりました。向正面でヴァダモスが位置取りを上げて2番手となり、そのまま淡々と流れて直線を向くと、最後方のエクトーが大外を通って一気に進出すると残り350mで先頭に立ち、後方2番手にいたテレテキストが直線半ばから伸びてエクトーとの差をじわじわと詰めましたが、エクトーが振り切って優勝しました。勝ちタイムは2:26.36で鞍上はグレゴリー・ブノワGregory Benoist騎手。クビ差の2着にテレテキスト、中団馬群の内から直線半ばで外に持ち出して鋭く伸びたアデレードが1-1/4馬身差の3着、後方3番手からテレテキストの内で共に伸びてきたエリプティクがゴール前でやや遅れて1/2馬身差の4着でした。