2014 フランス 凱旋門賞 現地取材レポート
ヴェルメイユ賞
2014.09.16
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5レースに牝馬2400mのヴェルメイユ賞Prix Vermeille (Group 1) がポリヤーナPollyana取消しの9頭立てで行われました。ポモロジーPomologyがゆっくりとハナに立ち、好スタートを切ったバルティックバロネスBaltic Baronessが2番手に控え、3番手の内にシルジャンズサガSiljan's Saga、外にサルタニーナSultanina、シャルネッタChalnetta、内にマダムチアンMadame Chiang、後方からレッドリップスRed LipsとドルニーヤDolniyaが併走し、最後方からトレヴTreveという隊列になりました。3コーナー手前でサルタニーナが2番手に上がるとバルティックバロネスは3番手の内に下げ、シャルネッタが外から単独の4番手に。4コーナー手前から最後方のトレヴが進出を開始して直線を向きました。内では逃げるポモロジーとサルタニーナの競り合いの間にバルテォックバロネス、そして大外に持ち出したトレヴの先頭争いとなりましたが、トレヴに鋭い伸びはなく、残り300mで最内に入れたバルティックバロネスとポモロジーとの叩き合いがゴール前まで続いてバルティックバロネスが僅かに抜け出して優勝しました。勝ちタイムは2:28.22で鞍上はマキシム・ギュイヨンMaxime Guyon騎手。短頭差の2着に逃げたポモロジーが入り、後方2番手から直線でトレヴの内を伸びたドルニーヤが1-1/4馬身差の3着に入るとトレヴはそれにも競り負けてアタマ差の4着、短首差の5着にサルタニーナでした。