2015 ロンジン 香港国際競走 現地取材レポート
ソールパワー
2015.12.10
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10日朝の調教中のソールパワーSole Powerです。アイルランド調教の8歳騸馬で通算成績は53戦12勝、香港スプリントに出走します。3歳時の10年にヨークYork競馬場のナンソープSNunthorpe Stakes (Group 1) を優勝。11年5月には英ヘイドックパークHaydock Park競馬場のテンプルSTemple Stakes (Group 2) でキングスゲートネイティヴKingsgate Nativeに3/4馬身差で勝利。アベイユドロンシャン賞Prix de l'Abbaye de Longchamp (Group 1) でタンジェリンツリーズTangerine Treesから短首、ハナ差の3着に入ると、香港スプリントHong Kong Sprint (Group 1) はラッキーナインLucky Nineの9着でした。12年はアルクォズスプリントAl Quoz Sprint (Group 1) でオルテンシアOrtensiaに1-1/4馬身差の2着、アベイユドロンシャン賞はウィズキッドWizz Kidの5着などの戦績。13年はアルクォズスプリントでシェイシェイShea Sheaの4着、ロイヤルアスコットのキングズスタンドSKing's Stand Stakes (Group 1) ではシェイシェイにクビ差で優勝し、ナンソープSはジュワラJwalaから1/2馬身、ハナ差の3着、アベイユドロンシャン賞はマーレクMaarekの6着、香港スプリントはロードカナロアLord Kanaloaに5馬身差の2着。昨年はアルクォズスプリントでアンバースカイAmber Skyの7着、キングススタンドSでステッパーポイントStepper Pointに1-1/4馬身差を付けて優勝し、ナンソープSでもステッパーポイントに1/2馬身を付け、G1連勝しました。昨年の香港スプリントは中団馬群の外を進んだものの直線で伸びを欠いて9着でした。今年はこれまで8戦2勝で、3月にアルクォズスプリントで残り50mで抜け出してペニアフォビアPeniaphobiaに1/2馬身差で優勝すると、キングススタンドSはゴールドリームGoldreamの5着、ジュライカップJuly Cup (Group 1) はMuhaararの4着、ナンソープSはMecca's Angelの4着、9月にカラCurragh競馬場のフライングファイブSFlying Five Stakes (Group 2) で勝利すると、前走のアベイユドロンシャン賞はスタートでやや遅れてゴールドリームの9着でした。レースでは前々走からのコンビとなるクリス・ヘイズChris Hayes騎手が騎乗します。