JBIS-サーチ

国内最大級の競馬情報データベース

2016 フランス 凱旋門賞 現地取材レポート

ザグレーギャッツビー

2016.10.02
 凱旋門賞の返し馬でのザグレーギャッツビーThe Grey Gatsbyです。英ケヴィン・ライアンKevin Ryan師の管理する5歳牡馬で通算成績は20戦4勝です。13年10月にドンカスターDoncaster競馬場で行われたレーシングポストトロフィーRacing Post Trophy (Group 1) でキングストンヒルKingston Hillの7着、14年5月の英2000ギニー2000 Guineas Stakes (Group 1) はナイトオブサンダーNight of Thunderの10着と敗退しますが、続くヨークYork競馬場で行われたダンテSDante Stakes (Group 2) で重賞初勝利とすると、仏ダービーのジョッキークラブ賞Prix du Jockey Club (Group 1) に参戦し、後方内の位置取りから残り200mで馬群の間を抜けるとシャムキールShamkiyrに3馬身差を付けて優勝しました。その後、パリ大賞Grand Prix de Paris (Group 1) は後方内から直線で伸びずギャランテGallanteの6着に敗退したものの、8月の英インターナショナルSInternational Stakes (Group 1) は後方2番手の内から直線で大外に持ち出すロスがありながらオーストラリアAustraliaに2馬身差の2着に入ると、愛チャンピオンSIrish Champion Stakes (Group 1) に転戦して道中最後方から直線で鋭く伸びるとゴール前でオーストラリアをクビ差交わして優勝しました。15年3月にはドバイターフDubai Turf (Group 1) に出走し、中団の位置取りから直線で外に持ち出して伸びを見せたものの、ソロウSolowに4-1/4馬身離されての2着でした。その後、愛カラCurragh競馬場のゴールドカップGold Cup (Group 1) でアルカジームAl Kazeemの4着、ロイヤルアスコットのプリンスオブウェールズSPrince of Wales's Stakes (Group 1) でフリーイーグルFree Eagleに短頭差の2着、エクリプスSCoral-Eclipse (Group 1) でゴールデンホーンGolden Hornに3-1/2馬身差の2着と続き、その後5戦していますが勝利はありません。前走は英インターナショナルSで後方2番手から直線で差を詰めたものの、残り200mで伸びを欠いてポストポンドPostponedの6着でした。鞍上は同馬に初騎乗となるジェームス・ドイルJames Doyle騎手です。

ザグレーギャッツビーの画像

トップへ