2016 ロンジン 香港国際競走 現地取材レポート
エリプティク
2016.12.07
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7日朝の調教中のエリプティクElliptiqueです。仏アンドレ・ファーブルAndre Fabre師の管理するニューアプローチNew Approach産駒の5歳牡馬で通算成績は21戦7勝、香港カップに出走します。2歳時の13年9月にロンシャンLongchamp競馬場のシェーヌ賞Prix des Chenes (Group 3) でエクトEctotに3馬身差の2着に入ると、続くコンデ賞Prix de Conde (Group 3) を勝利し初重賞制覇としました。その後もG3を1勝しますがG1に出走することなく今年を迎え、6月にシャンティイChantilly競馬場のラクプ賞La Coupe (Group 3) で2着に入ると、7月には独ミュンヘンMunich競馬場のダルマイヤー大賞Grosser Dallmayr-Preis (Group 1) で初G1出走を果たし、後方3番手の位置取りから直線を向いて伸びを見せ、直線半ばで挟まれたもののそれを振り切って鋭く伸びて、ロイヤルソリティアRoyal Solitaireに1/2馬身差で優勝しました。前々走はフォワ賞Prix Foy (Group 2) に出走し、3番手を進んでシルバーウェーヴSilverwaveに1、1-3/4馬身差の3着となると、前走は伊カパネッレCapannelle競馬場のローマ賞Premio Roma (Group 1) に参戦し、後方から馬群の間を伸びるとポテンキンPotemkinに1-1/2、5-1/2馬身差の3着に入りました。レースではピエールシャルル・ブドーPierre-Charles Boudot騎手が騎乗します。