2017 ドバイ ワールドカップデイ 現地取材レポート

　22日朝の調教中のザラックZarakです。仏アラン・ド・ロワイエデュプレAlain de Royer-Dupre師の管理する4歳牡馬で通算成績は8戦3勝、ドバイターフに出走します。昨年、デビューから2連勝で挑んだ仏2000ギニーのプールデッセデプーランPoule d'Essai des Poulains (Group 1) はスタート後から外ラチ沿いを進むとゴール前で伸びてザグルカThe Gurkhaの5着となり、仏ダービーのジョッキークラブ賞Prix du Jockey Club (Group 1) では道中最後方から直線馬群の間を突くと、残り200mで進路が開いて前を追いましたがアルマンゾルAlmanzorに1-1/2馬身差の2着に終わりました。8月にはドーヴィルDeauville競馬場のギヨームドルナーノ賞Prix Guillaume d'Ornano (Group 2) に出走し中団の位置取りから直線で外ラチ沿いまで出して先頭に立ちますが、ゴール前でアルマンゾルに交わされて1馬身差の2着でした。9月にはムーランドロンシャン賞Prix du Moulin de Longchamp (Group 1) に出走し、スタート後にハナに立つとレースを引っ張りましたが、4コーナーで交わされると直線を向いて粘れずヴァダモスVadamosの4着、シャンティイChantilly競馬場で行われたドラール賞Prix Dollar (Group 2) は後方2番手から直線で大外を伸びたものの、ゴール前で伸びを欠いてポチョムキンPotemkinの3着でした。前走はメイダン競馬場のドバイミレニアムＳDubai Millennium Stakes (Group 3) に出走し、中団馬群の中でレースを進めると直線残り250mで先頭に立ち、アーンショーに1-3/4馬身差を付けて初重賞勝利としました。レースではデビュー戦からコンビを組むクリストフ・スミヨンChristophe Soumillon騎手が騎乗します。