2017 ドバイ ワールドカップデイ 現地取材レポート
キーンアイス
2017.03.22
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22日朝の調教中のキーンアイスKeen Iceです。アメリカ調教の5歳牡馬で通算成績は20戦2勝、ドバイワールドカップに出走します。14年10月にキーンランドKeeneland競馬場で行われた2歳重賞ブリーダーズフューチュリティSBreeders' Futurity Stakes (Grade 1) はカルペディエムCarpe Diemの5着。その後は3歳重賞路線を歩み、ケンタッキーダービーKentucky Derby (Grade 1) では後方から直線で外に出して伸びを見せてアメリカンファラオAmerican Pharoahの7着、ベルモントSBelmont Stakes (Grade 1) では先行グループの外を進むと直線で伸びてアメリカンファラオから5-1/2、2馬身差の3着に入ると、8月にモンマスパークMonmouth Park競馬場で行われたハスケルインビテーショナルSHaskell Invitational Stakes (Grade 1) で後方2番手から追い上げてアメリカンファラオに2-1/4馬身差の2着となり、続くサラトガSaratoga競馬場のトラヴァーズSTravers Stakes (Grade 1) では先行グループの後ろからゴール前で鋭く伸びてアメリカンファラオを3/4馬身差交わして初G1タイトルを手にしました。キーンランド競馬場のBCクラシックBreeders' Cup Classic (Grade 1) はアメリカンファラオの4着、その後のG1も4着に終わっています。昨年は2月のドンHDonn Handicap (Grade 1) でムシャウィッシュMshawishの6着となると、ドバイに参戦したもののアルマクトゥームチャレンジラウンド3Al Maktoum Challenge R3 (Group 1) はスペシャルファイターSpecial Fighterの7着、ドバイワールドカップDubai World Cup (Group 1) はカリフォルニアクロームの8着に敗退しました。11月にはサンタアニタSanta Anita競馬場のBCクラシックで後方内の位置取りから直線で伸びるとアロゲートArrogateに1/2、10-3/4馬身差の3着に入っています。前走はペガサスワールドカップインビテーショナルSPegasus World Cup Invitational Stakes (Grade 1) に出走し、後方の位置取りから直線で内を通って伸びを見せてアロゲートの4着でした。レースでは主戦のハビエル・カステリャーノJavier Castellano騎手が騎乗します。