2017 ドバイ ワールドカップデイ 現地取材レポート

　8レースは2410m芝のドバイシーマクラシックDubai Sheema Classic (Group 1) が行なわれました。ハイランドリールHighland Reelが好スタートからハナに立ち、1コーナーでポストポンドPostponedが2番手の外に付け、内にジャックホブスJack Hobbs、2馬身離れて4番手の外にサウンズオブアースSounds of Earth、その内にプライズマネーPrize Money、2馬身離れて後方2番手にアーンショーEarnshaw、最後方からセブンスヘブンSeventh Heavenという隊列になりました。馬場の外目を通ってゆったりとしたペースで流れ、3コーナー手前からペースが上がって直線を向くと、外を通ったハイランドリールは一杯となり、その外からポストポンドが、内からはプライズマネーとジャックホブスが並んで先頭争いに。後方からはアーンショーとセブンスヘブンがさらに内に入って伸びを見せて残り300mでは5頭横並びの末脚勝負となり、残り200mでジャックホブスが抜け出して優勝しました。勝ちタイムは2:32.39で鞍上はウィリアム・ビュイックWilliam Buick騎手。内目を伸びたセブンスヘブンが2-1/4馬身差の2着に入り、ポストポンドは鋭い伸びはなく1-3/4馬身差の3着、1/2馬身差の4着にプライズマネー、2-1/4馬身差の5着にアーンショー、サウンズオブアースは直線で外を通ったものの残り400mで最後方に下がると伸びはなく6着、ハイランドリールは最下位の7着でした。