2017 フランス 凱旋門賞 現地取材レポート

　7レースは4100m芝のカドラン賞Prix du Cadran (Group 1) がビッグオレンジBig Orange取消の6頭立てで行われました。スタート後ゆっくりとミレミルMille et Milleがハナに立ち、ハイジンクスHigh Jinxが2番手、トリップトゥロドスTrip to Rhodos、パールドラゴンPearl Dragonが併走し、断然人気のヴァジラバドVazirabadは5番手、やや離れた最後方からオーシィセレブルAussi Celebreとなりました。4コーナーまで隊列変わらず淡々と進み、直線を向いて先頭のミレミルが引き離しにかかると他馬に余力はありませんでしたが、ヴァジラバドだけが外から伸びを見せると残り200mで並びかけ、残り50mで前に出て優勝しました。勝ちタイムは4:34.60で鞍上はクリストフ・スミヨンChristophe Soumillon騎手。1/2馬身差の2着にミレミルが入り、7馬身離されてトリップトゥロドスが3着、3/4馬身差の4着にハイジンクス、5馬身差の5着にパールドラゴンでした。