2018 ドバイ ワールドカップデイ 現地取材レポート

　1レースに1600mダートのゴドルフィンマイルGodolphin Mile (Group 2) が行われました。ヘヴィメタルHeavy Metalが好スタートからハナに立ち、内からアディラートAdiratoが馬体を併せていきますが、2ハロンを過ぎて外からレイヴンズコーナーRaven's Cornerが先頭に並びかけ、キンベアーKimbearが3番手に上がるとアディラートは4番手の内となり、ムンタザーMuntazah、ローザインペリアルRosa Imperial、キャッペッザーノCapezzano、マザワートMusawaat、シークレットアンビションSecret Ambitionと一団で続き、3馬身離れてシャマールニブラスShamaal Nibras、エコノミックモデル Economic Model、2馬身離れてスペシャルファイターSpecial Fighter、スタートで躓いたアキトクレッセントAkito Crescentは後方2番手、セカンドサマーSecond Summerはスタートでダッシュが付かず大きく離れた最後方からとなりました。直線を向いて逃げるヘヴィメタルがスパートすると2番手のレイヴンズコーナーは一杯となり、残り200mでアディラートが3馬身差の2番手に上がり、下がってくるレイヴンズコーナーの後ろで詰まったムンタザーが残り200mで交わすと伸びを見せましたが、ヘヴィメタルがリードを残して優勝しました。勝ちタイムは1:36.21で鞍上はライアン・ムーアRyan Moore騎手、2馬身差の2着にムンタザーが入り、アディラートはゴール前で1/2馬身差交わされての3着、中団馬群の内を進んだマザワートが直線で馬群を割って伸びて2-1/2馬身差の4着、ローザインペリアルは直線で鋭い伸びは無く1-3/4馬身差の5着、アキトクレッセントは3コーナーから捲っていきましたが直線を向いて遅れると最後は流して最下位の14着でした。