2018 ドバイ ワールドカップデイ 現地取材レポート

　7レースは1800m芝のドバイターフDubai Turf (Group 1) が行われました。ジャヌービJanoobiがハナに立ち、ベンバトルBenbatlが2番手、ネオリアリズムNeorealismも先行争いに加わりますがすぐに抑えて内からチャンピオンシップChampionshipが3番手に上がり、外にはクロコスミアCrocosmia、後ろにプロミシングランPromising Run、リアルスティールReal Steel、内にウォーディクリーWar Decree、外にモナークスグレンMonarchs Glen、後方内にトレスフリュオースTrais Fluors、ランカスターボンバーLancaster Bomber、ブレアハウスBlair House、ディアドラDeirdre、スタート後に下げたヴィブロスVivlosが後方2番手、最後方からレシュラーLeshlaaとなりました。逃げるジャヌービが3コーナーで後続を3馬身離し、クロコスミアが仕掛けるとリアルスティールはその外に出し、ヴィブロスもやや押し上げて直線へ。逃げるジャヌービが残り300mで一杯となると2番手からベンバトルが一気に後続を突き放して4馬身のリードを取り、3番手に上がったクロコスミアをリアルスティールが交わして残り200mで単独2番手に上がりますが、その後ろを伸びたディアドラに並ばれ、後方から大外を鋭い脚で伸びたヴィブロスも加わって激しい2着争いとなったものの、それらを尻目にベンバトルがリードを保って優勝しました。勝ちタイムは1:46.02で鞍上はオシーン・マーフィーOisin Murphy騎手。最後まで伸びを見せたヴィブロスが内の2頭を交わして3-1/4馬身差の2着、クビ差で内のリアルスティールと中のディアドラが3着同着、直線でクロコスミアを内から交わして一旦は2着争いに加わったプロミシングランが残り150mから引き離されて4-3/4馬身差の5着、最後方からヴィブロスの後ろを通って伸びたレシュラーがゴール前で1馬身差の6着に上がり、クロコスミアは1/2馬身差の7着、ネオリアリズムは馬群の中で伸びはなく1-1/4馬身差の8着、ランカスターボンバーは11着でした。