2019 ドバイ ワールドカップデイ 現地取材レポート
デザートエンカウンター
2019.03.26
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26日朝の調教中のデザートエンカウンターDesert Encounterです。英デヴィッド・シムコックDavid Simcock師の管理する7歳騸馬で通算成績は24戦8勝、ドバイシーマクラシックに出走します。一昨年7月のエクリプスSEclipse Stakes (Group 1) で初の重賞出走ながらユリシーズUlyssesにハナ、3-1/2馬身差の3着に入ると、キングジョージ6世&クイーンエリザベスSKing George VI And Queen Elizabeth Stakes (Group 1) はエネイブルEnableの6着、9月にニューベリーNewbury競馬場で行われたレガシーカップSLegacy Cup Stakes (Group 3) でセカンドステップSecond Stepにクビ差で初タイトルを獲得し、英チャンピオンSChampion Stakes (Group 1) で道中最後方から馬群の間を伸びると上位争いに加わってクラックスマンCracksmanの5着でした。昨年のドバイシーマクラシックDubai Sheema Classic (Group 1) は道中最後方から直線伸びずホークビルHawkbillの9着、5月にサンダウンSandown競馬場のブリガディアジェラードSBrigadier Gerard Stakes (Group 3) でポエッツワードPoet's Wordに2-1/4、2-1/4馬身差の3着となると、ロイヤルアスコットのプリンスオブウェールズSPrince of Wales's Stakes (Group 1) に出走しますが、大きく離されてポエッツワードの7着に敗退しました。リステッド競走の2着を挟んでキングジョージ6世&クイーンエリザベスSKing George VI And Queen Elizabeth Stakes (Group 1) に出走したものの、スタートで大きく出遅れて直線でやや伸びてポエッツワードの6着でした。8月にウィンザーWindsor競馬場のリステッド競走を勝利すると、前年優勝したレガシーカップSは3着、10月に加ウッドバインWoodbine競馬場のカナディアンインターナショナルSCanadian International Stakes (Grade 1) に参戦すると後方の内から直線で外に持ち出しゴール前で伸びを見せてサンダリングブルーThundering Blueを1馬身差交わして初G1タイトルを獲得しました。前走はスーパーサタデーのドバイシティオブゴールドDubai City of Gold (Group 2) で、後方の外を進むと4コーナーで先頭に並びかけますが、ゴール前で伸びを欠いてオールドペルシアンOld Persianに短頭、3馬身差の3着でした。レースでは前走からのコンビとなるジム・クローリーJim Crowley騎手が騎乗します。